父の日?




ソフィ:アスベル、はい。

アスベル:ん? 俺にくれるのか?

ソフィ:あのね、今日は父の日だから。

アスベル:……!



シェリア:予想を裏切ることなく、泣いてるんだけど。

ヒューバート:どちらかと言うと、予想以上に泣いていますね。



ソフィ:アスベルには、いつもお世話になってるから。

アスベル:ソフィ、ありがとう。

ソフィ:開けてみて。

アスベル:ああ。(随分大きな箱だな)





------------

*箱の中身*


クロソフィの花

肩叩き券(10回×5)

猫じゃらし

ジュディスのカルタ(別バージョン)数枚

マリクの名言集(分厚い本)

溶けたアイスキャンディ(ベタベタ)

たい焼き(↑の被害者)

カイロ(↑の加害者?)

ソフィのおねだりメモ


などなど


------------





アスベル:……。

ソフィ:いっぱい詰め込んでみたの。ダメ、だった?

アスベル:そんなことはない! 嬉しいよ。



シェリア:ほぼこの台本通りに進んでるんだけど。

ヒューバート:兄さんですからね。

パスカル:でも、このまま行くと、川で流されたり、落とし穴に落ちたり、落雷をヒーローポーズで避けたり……大丈夫?

マリク:アスベルだからな。

リチャード:というか、何故僕も呼ばれたんですか?

シェリア:スキット出現率が最近落ちているからです。

リチャード:……。(そんな裏事情を話されても)

ヒューバート:予定通り兄さんがA地点へ向かうようです。

パスカル:あたしたちは、先回りしよ。

マリク:了解だ!

リチャード:……僕もですか?

シェリア:当たり前ですよ、陛下。

リチャード:……。(支持率めちゃ下がりそうだよ)



その後、アスベルの行方を知るものは……。






E N D



2010/06/20
移動 2010/11/24



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -