シュークリーム
※カプ要素あり?
マリク:よし。シュークリームが出来たぞ。カスタードと生クリーム、それにアイスクリームもあるぞ。つまり、シューアイスだ。
アスベル:や、聞いてないんで。
ヒューバート:何故、突然シュークリーム……?
パスカル:教官〜。何でバナナ味はないの〜?
マリク:フッ。甘いな、パスカル。このアイスクリームは、バナナ味だ。
パスカル:!! ちょっ、教官何でそんなに天才なの!?
マリク:もっと、褒めていいぞ。今なら、バナナタルトもつけてやろう。
パスカル:教官、愛してる〜。
マリク:ふふふ。
ヒューバート:パスカルさん!?
アスベル:ソフィはどれを食べる?
ソフィ:えっと……カスタードの。
シェリア:クリームが飛び出すから気をつけてね。
ソフィ:飛び出す絵本?
シェリア:……そうよ。
ソフィ:がぶっ!!
シェリア:!? ソフィ、女の子がそんなに大きな口で食べちゃダメッ!!
ソフィ:はふぅ? ほぉ?
シェリア:とにかく、ダメよ。
ソフィ:へほ、はふはふほ……。
(でも、パスカルも……)
[パスカル指差し]
シェリア:パスカルー!?
パスカル:ほへ?
[シュークリーム頬張りながら]
ヒューバート:……兄さん?
アスベル:ああ、微笑ましいな。
ヒューバート:いえ、言いたいのはそんなことでは……。マリク教官?
マリク:ふふ、ひふひふふ……。
アスベル:教官、何気持ち悪い笑い方してるんですか? マイブームなんですか? 出来れば、離れてから笑ってください。知り合いだと思われたくないんで。
マリク:実は、この中に唐辛子入りのシュークリームがある。これは、かなりの自信作だ。
アスベル:……ヒューバート、教官のことはお前に任せる。
[肩に手を乗せ]
ヒューバート:兄さん!?
アスベル:お前なら出来る。自分に自信を持て。ほら、大丈夫だろう。じゃ、任せた。
ヒューバート:いえ、任せないでください。胃潰瘍になるくらい困るので。
アスベル:それは大変だ。シェリア。
シェリア:何かしら?
アスベル:シェリアにしか頼めないことなんだ。
シェリア:(アスベルが私を頼って……!!)
アスベル:教官が、唐辛子入りのシュークリームをソフィに食べさせようとしているんだ。
マリク:いや、ソフィに限定したわけでは……。
アスベル:二人で止めような。
シェリア:……二人で?
アスベル:俺たちなら、出来るよな。
シェリア:!! ……教官。覚悟は出来ていますよね? 今なら神に祈るくらいの時間はあげますよ?
[黒笑+武器構え]
マリク:ちょっと……シェリア!?
アスベル:シェリアは頼りになるな。
パスカル:アスベルって、狙ってやってるの? それとも天然?
ヒューバート:さあ、どうでしょう。ソフィ、顔見せてください。クリームだらけですから。
[ハンカチ取り出しながら]
ソフィ:ありがとう。あのね、やっぱりシェリアが作った方が好き。
パスカル:そお? 教官のもなかなか美味しかったと思うけど?
ヒューバート:次はぼくが作ります。
パスカル:ホント〜?
ソフィ:ヒューバート、カニタマも。
ヒューバート:はいはい。
アスベル:カレーも。
ヒューバート:自分で作ってください。もしくは、シェリアに頼んでください。
アスベル:今、シェリアは教官と戦闘中だから……。
四人:[ちらっ]
年齢制限が必要かもしれない戦闘が繰り広げられていました。
E N D
2010/05/23
移動 2010/11/24