アスベル調査報告書




セイントビースト系声ネタ
カプ要素アリ

フライング作品








シェリア:みんな、集まってるわね。

ソフィ:シェリア、一体、何?

シェリア:ねぇ、ソフィ。アスベルの恋愛歴、気にならない?

ソフィ:!?

ヒューバート:まったくどうでもいいことで呼び出されたわけですか……。

リチャード:ヒューバートは興味ないのかい?

ヒューバート:はい。兄さんには、ヒトカケラの興味もありません。

アスベル:!? 世の中(他サイト様)のヒューバートはブラコンなのに……。

ヒューバート:だったら、そちらへ行ってください。貴方がいなくても、立派に活躍しますから。

アスベル:……。

シェリア:さ、始めるわよ。報告1。アスベルはリッドといちゃついていた。

全員:……。

アスベル:何度も言うけど、誤解だ。そんな目で見るな。

ソフィ:アスベル。わたし、どんなアスベルでも守ってみせるから!

アスベル:あわわ。ソフィ、泣かないでくれ!!

ソフィ:泣いて、ないもん……!

アスベル:(!! ちょっ、可愛い!)

リチャード:それにしても、アスベルにそんな趣味があったとは。

ヒューバート:知りませんでしたね。というか、知りたくもないですが。

アスベル:趣味じゃない。だから、誤解だ!!

マリク:他人に何と思われようが、自分だけが分かっていれば、いいよな。

アスベル:よくねぇよ。あ、すみません。ついいつものクセが。

マリク:……。

パスカル:はいはい。いい大人が号泣しないでよ。

シェリア:じゃあ、次ね。

アスベル:簡単に流すなぁ……。

シェリア:報告2。アスベルは、グリューネさんに無理矢理結婚を迫った。

全員:……。

アスベル:二回も同じ台詞を言うのは、嫌だけど。誤解だから、そんな目で見るな。

ソフィ:アスベル、具体的な話が聞きたい。

リチャード:少しだけ興味があるな。

マリク:ああ。

パスカル:まあね。

ヒューバート:まったく。

アスベル:……。

シェリア:どんな感じだったの? 相手の返事は? さあ、早く答えて。

アスベル:シェリア、ここは軽く流してくれないかな。

シェリア:わわわ分かったわ(照)。

リチャード:わざと『口説きモード』を使ったな。

ヒューバート:シェリアはアレに弱いですから。

ソフィ:キスするかと思った……。

パスカル:さすがにギャグスキットの場で、それはないでしょ。

マリク:いや、我々が分からないようにするなら、問題ない。それに、年齢制限とかつければ……!

パスカル:いい大人が動揺して、変なことを口走るのはやめてよね。

シェリア:とりあえず、これが今日最後の報告よ。報告3。アスベルは『俺、リタのこと結構好きだったのに』と発言。

全員:……。

アスベル:だーかーらー。

ソフィ:アスベル、好みバラバラ。

リチャード:老若男女問わないってことか。

アスベル:問うわっ!!

パスカル:モテまくるって自慢だったりする?

アスベル:……一切、モテてないから。

マリク:遠慮する必要はない。皆、お前の話を聞……。

アスベル:遠慮じゃねぇよ。拒絶だよ。

マリク:っ!!

パスカル:はいはい。勝手に反抗期の子どもを持つ父親の心境に入らないでね。

シェリア:それで、アスベルは今誰が一番好きなの?

ソフィ:わたしだよね?

シェリア:私? それとも、リチャード? パスカル? おっさん? ヒュ……。

アスベル:ヒューバートだけど。

ヒューバート:!?(せっかく目立たないように気配を消していたのに!!)

ソフィ:アスベル、わたし……。

アスベル:冗談だ。一番好きなのは、ソフィだよ。

ソフィ:アスベル……!

シェリア:酷い。私のことは遊びだったのね。

アスベル:……え?

パスカル:あたしのことを愛してるとか言ったクセに。

アスベル:……は?

リチャード:女の子なんか嫌いだって言ったのは、嘘だったのか!?

アスベル:お前のその発言自体が嘘だ。びぃえるチックな話を入れるな。

マリク:楽しそうだな……。

ヒューバート:そうですか? というか、どうして兄さんはフルーツ牛乳を握ったままなんでしょう。

アスベル:教えてやろう。聞くがいい愚民ども。

シェリア:何で急に悪役風?

ソフィ:悪役なアスベルもカッコイイ。

アスベル:何故俺が……。

ヒューバート:そろそろ飽きたので、お先に失礼します。
[退場]

アスベル:……。

ソフィ:アスベル、大丈夫。フルーツ牛乳美味しい。

アスベル:ありがとう、ソフィ。






E N D



2009/12/05
移動 2010/11/24



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