ヒューバートはアスベルの弟を辞めることにしました




※ヒューバートが、ものすごくアスベルを嫌っています
かなりのフライング作品





ヒューバート:ちょっと、兄さん。

アスベル:どうしたんだ。可愛い弟。

ヒューバート:…………。

アスベル:あ、一緒にフルーツ牛乳が飲みたかったのか。

ヒューバート:飲みたくないです。

アスベル:遠慮なんかするなよ。まだ180本あるんだから。

ヒューバート:……何ですか、その数は。

アスベル:ソフィが飲みたいって言ったから、買い占めたんだ。彼女飽きっぽいから、半分飲んで要らないって言ったけどな。

ヒューバート:もう少し考えてから、買い物しろよ、この野郎。

アスベル:何か言ったか?

ヒューバート:いいえ。兄さんに言いたいことがあるので、少し話を聞いてください。

アスベル:オッケー、いいよ。

ヒューバート:とりあえず、フルーツ牛乳から手を離してください。

アスベル:……。

ヒューバート:そんな顔をしても、無駄です。

アスベル:チッ。シェリアには、効果的だったのに。

ヒューバート:……ぼくは、貴方の弟を辞めます。

アスベル:!! な、何で……。

ヒューバート:理由なんて、自分で考えてください。

アスベル:……まさか、俺がかっこよすぎるからか。

ヒューバート:久しぶりに聞きましたよ、そのネタ。

アスベル:いや、ネタじゃなく……。

ヒューバート:ぼくは、カイル兄さんの弟になります。

アスベル:!?

ヒューバート:では、もう二度と会う気はありませんが、お元気で。

アスベル:ちょちょちょーっい。

ヒューバート:……。

アスベル:マジですみませんでした。じゃなくて、カイルの弟になるってことは、父親はバルバトスだぞ!?

ヒューバート:貴方が兄だという現実に比べれば、そちらの方が千倍マシです。というか、ぼくはカイル兄さんが好きですから。

アスベル:……俺なんか、好きなんて言われたことないのに。

ヒューバート:仕方ないでしょう。大嫌いですから。

アスベル:!!

ヒューバート:あ、ぼくの代わりに、一人メンバーを探しておいたので、彼をよろしくお願いします。

アスベル:…………。

ミュウ:ボクは、ミュウですの。よろしくですの。

アスベル:………… 。

ミュウ:ファイアとアタックとティアさんランキング第一位のウィングが出来ますの!

アスベル:(俺、レベル上げてこよう……)






E N D



2009/08/09
移動 2010/11/24



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