ユーリ暗殺計画
レイヴン:ねえ、少年。
カロル:何?
レイヴン:おっさん、ユーリを暗殺しようと思ってるんだけど。
カロル:えっ!? 何言ってるの!? レイヴン、酔ってる?
レイヴン:酔ってない。だって、青年ばっかりモテるなんて、許せないでしょうよ。
カロル:仕方ないよ。ユーリはカッコイイもん。
レイヴン:随分余裕だね、カロルくん。
カロル:え? どういうこと?
レイヴン:あのコが、ユーリに奪われる可能性だってないわけじゃないわよ?
カロル:あのコ? ナンが……?
**想像開始**
ナン:悪いけど、もう近寄らないで。ユーリと付き合うことにしたから。
カロル:えっ!! どうして!?
ナン:だって、ユーリは師匠より強くて、カロルの何百倍も頼りになるから。
カロル:そんな……!
ナン:じゃ、サヨナラ。
**想像終了**
カロル:うん。ユーリを暗殺しよう。
レイヴン:そうこなくっちゃ。いつにする?
ユーリ:物騒な話にこんなツッコミはおかしい気がするけどよ。せめて、本人がいない所で話せ。
フレン:本当だよね。まったく。
ユーリ:つか、オレそんなにモテないし手出したりしてないぞ。誰でもいいわけじゃねぇし。
フレン:とりあえずあの二人は、殺人未遂で早めに逮捕しておこうか。
[微笑みながら、かなり本気な騎士団長代行]
【これは、宿の同じ部屋での話】
E N D
2009/12/18
移動 2010/11/24