エステルが欲しいモノ




※ややセクハラ発言(?)があるので、ご注意を。








エステル:わたしも、欲しいです……。

ユーリ:胸か? 痛っ。
[リタのゲンコツ]

エステル:それも欲しいですけど、違うんです。

カロル:そこは、スルーしようよ……。

ジュディス:ダメよ。8割くらいの女の子が一度は気にする話題なんだから。

エステル:わたしが欲しいのは、『君とおそろいv』の称号なんです!
[注)vは、ハートマークを意味しています(一応)]

リタ:それって、某響き合う物語の称号よね。

レイヴン:あれでしょ? ヒロインが主人公の服を着るっていう……。






…………






ユーリ:エステル、諦めろ。
[肩に手を乗せて]

エステル:どうしてです!? ユーリの服着たいです!

カロル:ボクもやめた方がいいと思うよ?

レイヴン:おっさん的には、問題ないけどね〜。

リタ:メテオスォーム!!

レイヴン:ぐっ……。それなら、ジュディスちゃ……。

ジュディス:お断りよ。

エステル:じゃ、じゃあ、こうしましょう! わたしと服の交換を。

ユーリ:嫌だよ。

エステル:どうしてです!? マイソロ1の主人公みたいな格好になるから、嫌がってたんじゃないんです?

ユーリ:違ぇよ。

リタ:エステル、よく考えて。若くて、可愛い女の子が、胸元をさらすとどうなると思う?

エステル:……風邪をひく?

ジュディス:確かに、風邪をひくかもしれないわ。

レイヴン:もし風邪をひいたら、嬢ちゃんの為におっさんが……。

リタ:スプラッシュ!!

エステル:ユーリ、お願いします。
[瞳キラキラ]

ユーリ:う……。仕方ねぇ。リタ。

リタ:分かってる。エステルの着替えに付き合えば、いいんでしょ。

エステル:後で、わたしの服を渡しますね。

ユーリ:要らないから。

エステル:……。
[瞳キラキラ]

ユーリ:お願いします。それだけは、勘弁して下さい(泣)。





***



――その後。



フレン:ユーリ。君は、エステリーゼ様に何をさせているんだい?

ユーリ:これは、エステルの希望だ。笑顔で、剣を向けるな!!

ソディア:貴様、純粋なエステリーゼ様に……(怒)。

ユーリ:……。

エステル:フレン、ソディア。見てください! わたし、カッコよくないです?
[くるりと回って見せる]

二人:どちらかと言うと、すごく可愛いです!!

ユーリ:……。





E N D



2009/03/30
移動 2010/11/24



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -