ナタリアの場合
それは、最終戦にて。
ルーク達の様子を見ているアッシュとシンク。
ヴァン:アッシュが成し得なかったことをおまえがするというのか?
ナタリア:そこまでうぬぼれてはいませんわ。アッシュがその願いを託したのはルークです。私はルークのために……いえルークとアッシュのためにあなたの力を奪うだけ。
アッシュ:ナタリア……。
ヴァン:なるほど……。ならば私はおまえを全力で消そう。私の中の疎ましい力を解放してでも……。
アッシュ:何で、ガイが2Pの位置にいるんだよ!
シンク:王女と2人で画面に映る為じゃない?
アッシュ:!! あの使用人がっ!!
シンク:じ、冗談だよ。
アッシュ:仮にも隣にいるんだぞ。ナタリアのこと守れよ。
シンク:(どう見ても王女に守られてるよね……)
ナタリア:覚悟なさい。私は父バダックの力を継ぐ者。そしてキムラスカの民を守る者ですわ!
ヴァン:ならば私はアッシュへの手向けにおまえを葬ってやろう。さらばだ! 王女ナタリアよ!!
アッシュ:あの髭っ……! もう許さねぇ。
シンク:落ち着きなよ、アッシュ。僕らの出番じゃないって。
アッシュ:んなこと言ってる場合か! この大事な時にレプリカは、イチャついてるんだぞ!
シンク:(あの2人を控えにしなきゃならないからね)
アッシュ:行くぞ、シンク!
シンク:え? 僕もメンバーに入ってるの?
アッシュ:ヴァンを倒して、レプリカを殴って、ガイを殴って、ついでにジェイドを殴って。
シンク:ついで……。
アッシュ:さっさと行くぞ。
シンク:もう戦闘終わってるけどね。
アッシュ:!!
E N D
2007/02/22
移動 2010/11/22