紹介(r)
※父親を説得しようとしているであろう場面にて。
ブルート:……マルタ。
マルタ:パパ、話を聞いて。彼は、私の恋人なの!
ブルート:お前には、まだ早い。
エミル:えぇ!? 僕、マルタの恋人だったの!?
マルタ:何よ、その反応。せっかく、パパに紹介したんだから、挨拶して。
エミル:えと、初めまして。僕――。
ブルート:お前のようなヤツに、娘はやれん。
エミル:えと、そういう話じゃなくて……。
マルタ:酷い!! 遊びだったのね!
エミル:え、えぇ!?
ブルート:一体どういうつもりなんだ!
エミル:えと、その……。
テネブラエ:盛り上がっている所悪いのですが、そろそろ本題に入りませんか? 前作メンバーが飽きています。
マルタ:そうね。
ブルート:少々時間を無駄にしたか。
エミル:(助かった)
マルタ:で、エミルは私のことをどう思ってるの?
ブルート:はっきり聞かせてもらおうか。
エミル:本題それ!?
リーガル:結婚の際には、是非我が社のプランをご利用下さい。
[パンフレットを差し出す]
ブルート:うーん……。なかなか良さそうじゃないか。
リーガル:二人のために、格安で提供しますよ。
マルタ:ありがとう、リーガルさん!
ブルート:このAとBとは、どこが違うんだ?
リーガル:こちらはですね……。
エミル:(何だか、すごい話になってるけど、どうしよう)
テネブラエ:(面白そうですし、いいじゃないですか)
エミル:(よくないよ! ……!?)
ブルート:エミルくん。うちのマルタを頼む。
エミル:はい?
マルタ:大丈夫。私、頑張るから。
エミル:何を?
ブルート:善は急げというからな。今すぐ……大丈夫か?
リーガル:心配はいりません。うちのスタッフは優秀ですから。
コレット:おめでとう。
エミル:え。ちょ、待っ……。
テネブラエ:諦めた方がよさそうですね。
エミル:何とかしてよ……。
E N D
2009/01/08
移動 2010/11/22