マルタVSエステル2nd




※やや黒属性で、暴走中?






マルタ:だから、何度言ったらわかるの? どう見ても、エミルの方がカッコいいじゃない!!

エステル:いえ、ユーリが一番です。

パティ:じゃの。

マルタ:……誰?

エステル:友達です。

パティ:ユーリの魅力がわからんとは、子どもを通り越して赤ちゃんじゃの。

マルタ:何よ。エミルの魅力がわからない、あんたの方が赤ちゃんよ。

エステル:いやですね。わがままなお子様は。

パティ:もう少し大人になるのじゃ。

マルタ:ぐぅ……。私一人じゃ勝てない。アリス、協力して!!

アリス:イ・ヤ、よ。どうして、アリスちゃんが、マルタちゃんのペットちゃんを、バカみたいに盲目的に誉めなきゃなんないワケ?

マルタ:そんなこと言わないで、協力して。

アリス:たとえば協力したとして、アリスちゃんにメリットはあるの?

マルタ:ラタトスクコアあげる。

アリス:やる!![即答]

エミル:ちょっと、マルタ!?

マルタ:女にだって、負けられない戦いがあるのよ。

エミル:たとえそうだとしても、ラタトスクコアは……って、行っちゃった。ユーリさん、どうしよう。

ユーリ:見守ってやれよ。女のケンカに男が口を挟むモンじゃねぇぜ?

エミル:何も被害がないのなら、僕だって見守ります。マルタ可愛いし。けど、ラタトスクコア奪われたら、話が思い切り変わるじゃないですか!!

ユーリ:や、オレ詳しく知らないし。

エミル:だったら早くプレイしてください。シングにヴェスペリア貸してる場合じゃないですよ!!

ユーリ:あ、はい……。





***


マルタ:何度でも言うわ。エミルのあの笑顔は最高なのよ!

エステル:ユーリの笑顔だって、すっごく素敵です。

パティ:ユーリはもうちょっと、野心があっても良いと思うがの。

アリス:ペットちゃんは……………………………………



………………………………ペットちゃんは、魔物の契約に失敗したり、町で財布すられたり、何もないところで転んだり、バカっぽいトコロが、アリスちゃんの1万分の1くらい可愛い……かも。





***



エミル:それは、誉め言葉じゃないよ……。

ユーリ:彼女なりの愛情表現なんだろ?

エミル:(恥ずかしい過去は暴露しないで欲しい……(泣))






E N D



2009/10/17
移動 2010/11/29



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