3・夜桜(絶望/准→望)
一面に広がる黒の中、薄紅の花弁がひらひらと舞う。
大樹の下、佇む想い人はまるで幻の様に儚く見えた。
「この樹で死んだら、天国に逝けそうですよね」
本当に儚くならないで下さい、と思わず止めた。
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