「…え??」
その日はアイドルの仕事が終わって
深夜1人自宅へ帰る時だった
道に人が倒れていた
「ねえ!大丈夫??ちょっと!!?」
思わず駆け寄って声をかける
「すごい熱…」
額に手を当てるとかなりの
体温の高さに熱発してる事がすぐわかった
でもこんな時間病院空いてないし
夜道に1人熱出してるのに
倒れたままほおって置くのも
アレだしで、とりあえず背負って
帰ることにした
身内っていうか、姉が看護婦で
確か今日はオフだったはず…
私は家に連れて帰るとベッドに
横にならして姉と連絡を取ることにした
女の子の目はまだ醒めない
そればかりか時々唸り声が聞こえてくる
「はぁ、、どうしよ…」