設定現パロ。会社の先輩(善逸)と部下(夢主)で恋人。公開した季節は冬ですが夏のお話でイチャイチャするだけです。ここは会社の先輩であり、彼氏の善逸のアパート。 新人である名前に優しく接しては、困ったことがあればすぐに手助けを行ったりと気付けば大切な存在となっていた。 2人は後に交際を始め、お互いに一人暮らしをしているため休みがある週末にはアパートに泊まりに行き来をして過ごす。 夏真っ盛りの週末の夜。 2人はTシャツにジャージのズボンとラフな姿で壁側にあるベッドに並んで座り、反対側の壁側にあるテレビを見ていた。 テレビにはコンビニスイーツの特集をしているバラエティ番組。 夏ということでひんやり冷たいアイスを中心にしたスイーツがランキング方式で紹介されていた。 「あ、この前買ったアイスあったよね!」 名前はそう言うとベッドから降りようとすると、後ろから善逸は名前のシャツを掴んではその場で土下座をするように下を向いた。 「名前さん。すみません。食べました。」 「それは私のいちごアイスも食べたということ?」 「はい。おっしゃる通りでございます…」 数秒沈黙が続くと名前は善逸の肩を掴み前後に揺さぶりながら「なんでえええ」と近所迷惑にならない程度に叫ぶ。 すると突然善逸は身体を固定して勢いで名前が胸元に倒れ込んだ。 「よし。買いに行こう。」 「え?ホント?行こ行こ、あの1位のアイス食べたい」 善逸の言葉を聞くとすぐに身体を離しては名前はそそくさと今の服の上から薄手のパーカーを羽織、財布と携帯とエコバックを持ってはその姿に唖然としている善逸を見た。 「あれ?行かないの?」 「えっいや…準備が早いなぁと…」 「ほら!早く行くよ!こんな時間だけどテレビの影響ってすごいんだから!!」 名前はベッドにいる善逸の手を引き2人は部屋を出てドアには鍵をかけた。 アパートから出ると外は暗く、人気はない。 夏ではあったものの優しい風がふいており、涼しく過ごしやすくあった。 善逸はさりげなく道路側を歩いてた名前を歩道側へと誘導して手を繋ぎ始める。 その様子に名前は素直に嬉しく思い「ありがとね」と微笑み伝えると、暗くてはっきりとはしなかったが善逸は頬を赤く染めているように見えた。 「風があるから結構涼しいな!」 「善逸、上羽織ってないけど寒くない?パーカーいる?」 「大丈夫!名前こそ大丈夫か?寒くない?」 「大丈夫だよ!」 2人は「えへへ」と笑いながら、手を繋いだ手を前後に振りながらコンビニへと向かった。 |