ラッキースポットは好きな人の隣


「真ちゃん今日の蟹座のラッキーアイテムは??」
「ないのだよ」
「嘘だろ」
「ないったらないのだよ」
「ほほう。じゃあラッキーパーソンとかラッキーカラーとか代わりにあんだろ?」
「くどい」
「ふ〜ん、ま、いいけど。じゃあ俺職員室いってくんね」
「なっ」
「な?…何真ちゃんも一緒に行きたいの?」
「笑うな高尾!…職員室くらい一人で行けばいいのだよ!」
「いや真ちゃんが俺の手離してくれたら行けるんだけどね!」
「むっ」
「かわわ」
「高尾!」
「ごめんて」
「フン」
「今日のおは朝」
「……」
「蟹座のラッキースポットさぁ」
「黙れ」
「真ちゃ、」
「黙れ」
「真ちゃ、」
「なんなのだよ!!」
「だーっ!ほんとお前可愛すぎんだろ!」

戻る
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -