私も人間なので、付き合っていく上で、｢この人好きだな｣｢この人はあまり合わないかも｣と思うことがあります。でもそれを表だって出すことは少なくて、嫌いな人でもそれを悟られないように、不快感を与えないように、心掛けてます。見る人によっては八方美人かも、しれませんが。
そんな私が久々に感情を剥き出しにしてしまうくらい｢嫌い｣と思った人がいます。彼女とは10日に出会ったばかりです。こんな短期間で人を嫌いになれるなんて思いませんでした。
人は、社会の一員として生きていかなくてはなりません。そのときに絶対に言ってはいけないことがあると思います。
例えば、それが他人のデリケートな問題なら？もし知っていても、それを故意に漏らすのは、人間として有り得ない行為だと思うのです。
被害者は私の友人です。友人はきっと今まで生きてきて凄くすごく悩んできて、やっと今、自分らしく生きられるように、なってきたのです。
それを潰すような加害者の発言は本当に許せなかった。
｢あの子、本当は男じゃないよ｣
その上、友達になろうとか言ってくるんですから、どんだけ根性腐ってるんだって話ですよ。
昔、女であったとか、そういうことはどうでもいい。今、私たちは彼を｢男｣として付き合っている。

それを彼と仲良い私たちだけでなく、彼と関わる全ての人(友達になりたてな人、知り合い程度の人など)に言いふらすんだから、本当に人間として一番大切なものがない、腐ってて可哀想で最悪な人間だと思いました。人間として有り得ない。むしろ、人間ではない。悪魔だアイツは。
｢私ってすぐ裏切られる｣とかほざいていたけれど、そうやって、プライバシーを他人に言いふらしたりするから友達がいなくなるんだと思いますけどね。

あまりにもムカついたので、｢…で？彼が女だったのは知ってますけどそれ言って何したいんですか？｣｢つーか、他の人にも言ってんの知ってますから。そういうこと平気で言いふらすって人間としと終わってますね｣と言ってしまいました。カッとしてしまいました。でも後悔はしていません。だって、言わないと彼女は気が付かないから。
彼が今までどんな思いで生きてきたか、女だった過去がどれだけコンプレックスか、そしてそれが自分の知らないところで勝手に広まっていることがどれだけ恐怖か。
少し考えれば分かることなのに、子どもでやってはいけないことだと分かるはずなのに。それを24歳の大人がやるんだから、呆れる。大学生の私が聞いても呆れる。
4歳から人生やり直せ。

とにかく、こんなに人を｢嫌い｣だと思ったのは初めてです。

こういう人間にはなるまい。

すみません、ただの愚痴でした。
リアルの愚痴を、日記に書いてるようじゃ、私もまだまだだな。