0084 木手永四郎




すごく大人びてるけど、彼はきっとクレしんでいう風間くん的な位置にいるんだと思う。
性格が元々他の人より落ち着いているだけで、あとはそんなに他とは変わらない。
一見彼がみんなを引っ張っていってるみたいだけど、本当はそれぞれが自分のあるべき立場で行動しているだけ。彼自身もそれに気が付いているから無理することなく、ごく自然に彼らをまとめてる。

木手には同級生の女の子に長年片想いしていてほしい。
沖縄という土地柄、狭い人間関係の中で長い時間を過ごすはず。小・中学は持ち上がり当たり前。
そんななかで、小学生くらいからずっと、一人の人を思っててほしい。きっかけは小2のとき隣の席になったから。そのときからクラスでは特別目立つ訳でもなく、だからといって暗いわけではない普通の女の子。
成長してゆくにつれ、部活に入って交遊関係が広まったり、体つきが大人びてきたり、髪を伸ばすようになったり、成績というものに悩まされたり…たくさんの変化があって、それをずっと見てきているのが木手。何気に彼女のことを一番知っているのは木手かもしれません。

彼女が木手に想いを寄せているかは分からないけど、木手のことだから純粋に彼女を想えば想うほど、うまい具合に展開する気がする。
思春期真っ盛りの中学か高校あたりで、女の子が木手にバレンタインチョコをあげればいい。できたら本命。

庭球2011/06/21
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