暁に新しいヤツが来た。そうとなれば早速勧誘だ。

ａｍ．７：３０
「なぁなぁお前さ、新入りだろ？名前は？」
「名前です！まだまだケツが青いですがよろしくお願いします！」
「お前ケツ青いのか！！すげぇな！」

あれ、なんか忘れてっぞ。

ａｍ．９：００
「そうだそうだ！勧誘だ！」
「って…」」
「うおっサソリちゃん！」
「テメェ、傀儡にされてえのか」
「ぶつかったぐらいで酷くね？！」

ああっ、サソリちゃんのせいで名前どっか行っちまった…！

ａｍ．１０：３０
「やっと終わった…サソリちゃんアイツ話長ぇんだよ」
「あ、」
「お、名前」
「えっと、」
「ん？どした」
「お名前、聞いてなかったですよね」
「そうだっけか？」
「そうですよ」
「ふーん。じゃあ、俺は飛段ってんだ！」
「飛段さんですね！ありがとうございます」
「おう！」

ってオイオイオイ。
また忘れちまった。

ｐｍ．１２：００
「あ、飛段さん！」
「名前！ちょうどいいところに！」
「？どうかしたんですか？」
「お前、ジャシン教に入ら「さあさあご飯ですよ」
「わお！鬼鮫さんさすが！おいしそういただきまーす！」
「お、おい名前ジャシン教に「飛段も早く食べちゃいなさい」いやだからジャシン教…」

ｐｍ．１３：３０
「おーい名前ー！」
「名前なら今出かけてるぞ？うん」
「んだよつまんねぇの」
「名前に何かようか？うん」
「ジャシン教に入らないかなーと思ってな」
「ぜってーないだろ。うん」
「んだよデイダラちゃんも入りたかったのか？なら早く言えよ」
「何をどう捉えたらそうなるんだ。うん」

なかなか名前を誘えないな。

ｐｍ．１５：００
「おう名前！帰ってたのか！」
「はい、今帰りました！はいこれ」
「？なんだこれ？」
「お土産に団子買ってきました」
「まじか！サンキューな！」
「いえいえ」
「うんうまい。ところでさ、名前。ジャシン教に入らねーか？ってあれ」
「団子？俺にか」
「はい！イタチさん、団子好きですよね？沢山買っときました」
「礼を言うぞ」

おいおい名前〜…

ｐｍ．１７：００
「名前名前名前ー！！…ってー！！」
「うるさいぞ、飛段。」
「何すんだよ角都ぅ！」
「名前は寝てるんだ。静かにしろ」
「あぁ？」
「だから静かにしろ」

…ちっ。
そんなに気持ち良さそうに寝てたら起こせねぇだろ。

ｐｍ．１９：１５
「名前起きろ。夕食だ」
「ん…角都さん…？」
「ほら、席につけ」
「名前やっと起きたか！！さっさと座りやがれ！っておい！なんで角都が俺の隣に座んだよ！」
「ほう、俺だと嫌だと？」
「たりめーだろ！俺の隣は名前なの！」
「残念だがそれは無理な相談だな」
「サソリ何言ってやがる！」
「これ、旦那だけじゃなくてここにいる皆が思ってるぞ。うん」
「あんだと？！」

なんだよなんだよ！
お前ら全員名前の保護者かよ？！

ｐｍ．２１：００
「みなさんおやすみなさい」
「おやすみ。うん」
「さっさと寝ろよガキが」
「ああ」
「おやすみ」
「おやすみなさい。良い夢を」
「おいおい待てよ名前！」
「なんだよ飛段、ガキは寝る時間なんだから引き止めんな」
「サソリちゃんには関係ありませんー」
「やめなさい飛段。塵に等しい」
「名前、気にせず寝にいっていいぞ」
「え、でも…」
「なんだよイタチまで！なぁ名前？」
「…はい、て、何ですか？」
「ジャシン教にはいらねぇか？」

言った！ついに言ったぞ俺！
俺はやりましたよジャシン様ぁ！

「結構です」

じゃあ私眠いんで寝ます
きらきら無邪気な笑顔でそう言われちゃあしょうがない。明日もっかい誘ってやっからな！


「…飛段先輩のＫＹっぷり、ここまでくるとうざいっすよね」
「お前も十分うざいけどな。うん。」
「えええええ！なんでですか！」
「そういうところだよ！気付けよ！」