「おぉ!ようやく見つけた!これだこれだ」

すっ、(手を伸ばす)

「あ」
「あっ」
「…」
「…」

じぃーっ
すっ、(再び手を伸ばす)

「あっ」
「あ」
「…」
「…(え、なんかこれって少女マンガでよくあるやつじゃないのか?うん)」

じぃーっ(再び見つめ合う)
すっ、(再び手を伸ばす)

「あ」
「あっ」
「…(な、なんかどきどきしてきたぞ。うん)」
「…あの」
「(ドキィ!)なっなんだ?うん」
「さっきから手、」
「(や、やばい。なんか顔赤らめ、て…?はっ、べっ別にオイラが照れてるワケじゃねぇし!?)」
「ドキドキするんでやめてもらえません?」
「えっ(ま、まさかコイツオイラのこと…)」
「静電気、痛くて心臓が跳ね上がっちゃうんで。心臓に悪すぎます」
「そっちかよ!!!」


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -