短編 | ナノ

 おまけ(設定)

・緑間
メドゥーサの直系の末裔。メドゥーサは女系であり、直系に男子が生まれることはまずないために絶大なまでの力を有し、その美貌も相まってモンスターたちにとってはご馳走状態。おは朝占いに頼る理由はこの辺にあったりする。あまりに人間離れした美しさが生む恐怖で相手を石にする。ただし周りに人がいると弊害が大きすぎるためなかなか力を使うことが出来ず、基本的には無数の蛇を使役して自分の身を守っている。その涙にはあらゆる病気を治し、石化した人間を元に戻す力があると言われている。
そもそもの祖であるメドゥーサが女性であるため、魂の性は女性寄り。よって男の身体でありながら妊娠も可能であるらしい。



・宮地
狼男の末裔。傍系だが神の狼、フェンリールの血を引いている。狼男としての能力は高いが月の満ち欠けに大きく左右される。満月の時はほとんど敵無しだが、新月の時は狼どころか子犬である。狼男形態をとる時は爪が伸び、身体は薄金色の毛に覆われ、目は瞳孔が縦長になって金色に輝く。
ちなみに今回一瞬でもメドゥーサ緑間の顔を見ても石にならずに済んだのは満月で一番力が強い時だったから。あともう少しでも見てたら石になっていたし、満月じゃない時に見てたら完璧にアウトだった。命拾いしたな。



・黒子
ドラゴンの直系の末裔。完全に神の領域に魂を置いているのでモンスターに狙われることはまずない。だいたいの相手ならデコピン一発で消滅させちゃう程度の力の持ち主なので、中学時代の緑間の避難所になっていた。緑間君に手を出す奴はまずドラゴンの尾に叩かれても潰れない頑丈さとドラゴンの顎にかみ砕かれても死なない生命力を身につけてきてくださいね。
何があっても逆鱗にだけは触れないように。








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