星に伸ばした手は何を掴むか
始まりの音が聞こえる
塔から音が落ちてくる
君から響く罪が届いた
色香の音はかぐわしく
跡追う足音かろやかに
海へ漕ぎ出す笛の音は
揺れる心の音の行方を
帰郷の音色を弾ませて
安心は澄んだ音がする
冷えた音が鳴り止まず
決意の音には形あらず
灼熱は高く遠くひびく
歩みの止まる音がする
澄明が耳に残り続ける
静けさが心を包み込む
柔らかな音に添い眠る
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