7月14日


「ナマエ(カタカナ推奨)、今から暇?」



ユノからかかってきた電話に出るといきなりそう言われた。





『え、まぁ…暇だけど』



「ビリヤード行こう!」



『え?』





「迎え行くから待ってて」




なんて電話を切ったらすぐになるインターホン。






絶対家の前で電話したでしょ。



オッパながらも可愛いな〜なんて思ってしまう。







「いきなりごめんね?待った?」


なんて、寧ろ時間が欲しい。



『ユノヤ〜、まだ準備出来てないよ』



「ん?そうなの?じゃ、中で待つ」




なんて、当たり前のように靴を脱ぎ、ズカズカと部屋に入りソファーに座る。






前までは3人で住んでいた宿舎。




チャンミンが1人で暮らしたいと言って出ていってからはユノと私の2人で住んでいた。





でも、ユノの入隊日が正確に決まって


「今から1人になる練習しないと」



そう言ってユノも一人暮らしを始めた。









今ではこの大きな部屋に私、1人で住んでいる。



3日に1回位のペースでチャンミンが来てくれるけど。








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