玲音に言いに行くと玲音の他に副団長の久音、霧音、補佐の魁、凛人そして苓花の弟の慧、詩音達の弟の和音がいた。
「玲音兄!この人達とやりあいたいんだけどいい〜?」
詩音が目を向けた先にはさっきからんできた人達だ。
「やるのはいいが・・・」
「大丈夫ですよ〜こっちも5人でやるし♪」
「でもなあ・・・」
「だが・・・詩音と利音、鈴音はいいとして苓花ちゃん、聖花ちゃんまでいるんだぞ?」
心配そうな玲音の隣で久音が言う。
すると聖花がかわいらしい声で
「大丈夫です、私達は自分の武器に似たもので戦います」
と言った。かわいい声とは裏腹に腹立たしそうにしている、そんな顔でそんなことを言われたら断ることはできない。そう感じた玲音は戦うことを許可することにした。
「久音」
「・・・しかたない、ただし条件をつける、それは今此処でやることと、無理をしないことだ。」
玲音に名前を呼ばれた久音は了解した。それを見た利音と鈴音は木刀を3本と少し変わった武器を持ってきた。
利音と聖花だけ長い棒のようなものを持っていた。
「利音、鈴音、苓花、聖花ぁ、準備いい?」
詩音が言った事に頷きながら、詩音達は武器を握り直し、相手の男達の方を向かい見た。
「「「「「いつでもどうぞ」」」」」
詩音達の態度にキレた男達が一斉にかかってきた。
喧嘩の始まりだ。
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2007.10.20
(2017.04.12)
日和