★これが日常というもの2




玲音に言いに行くと玲音の他に副団長の久音、霧音、補佐の魁、凛人そして苓花の弟の慧、詩音達の弟の和音がいた。


「玲音兄!この人達とやりあいたいんだけどいい〜?」


詩音が目を向けた先にはさっきからんできた人達だ。


「やるのはいいが・・・」
「大丈夫ですよ〜こっちも5人でやるし♪」
「でもなあ・・・」
「だが・・・詩音と利音、鈴音はいいとして苓花ちゃん、聖花ちゃんまでいるんだぞ?」


心配そうな玲音の隣で久音が言う。
すると聖花がかわいらしい声で


「大丈夫です、私達は自分の武器に似たもので戦います」


と言った。かわいい声とは裏腹に腹立たしそうにしている、そんな顔でそんなことを言われたら断ることはできない。そう感じた玲音は戦うことを許可することにした。


「久音」
「・・・しかたない、ただし条件をつける、それは今此処でやることと、無理をしないことだ。」


玲音に名前を呼ばれた久音は了解した。それを見た利音と鈴音は木刀を3本と少し変わった武器を持ってきた。
利音と聖花だけ長い棒のようなものを持っていた。


「利音、鈴音、苓花、聖花ぁ、準備いい?」


詩音が言った事に頷きながら、詩音達は武器を握り直し、相手の男達の方を向かい見た。


「「「「「いつでもどうぞ」」」」」


詩音達の態度にキレた男達が一斉にかかってきた。
喧嘩の始まりだ。


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2007.10.20
(2017.04.12)
日和







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