はじまりの湖のさきで
》天魁星カルヴァン
主人公。棒術に長けた武道家。
みなしごだったところをティタニアに拾われて歳の近いルーカスと共に育つ。
問題があれば正面からそれにぶつかっていく。感情に実直で好奇心の塊。
‐指をくわえて待つだけなんて、俺にはできねえよ
》地伏星ルーカス
我流の拳法を使う拳闘士。
ティタニアに師事する傍ら彼女の世話をしている。
カルヴァンを実の弟、ティタニアを実の姉のように慕っている。すぐ行動に移すことができない。
‐キミはいっつもそうだね。そうやって先に進んでいくんだ
》天間星エミール
行商人兼魔導士の少女。
イシューの城跡に売れそうなものを探しにきたところでカルヴァンらと出会う。
今が楽しければよしという少々強引な思考の持ち主。
‐今がよければすべてよし! あれ、違う?
》地慧星ティタニア
「剣聖」と呼ばれる女剣士。
イシュー湖のそばに草庵を構える。もともとはシェノアの樹海出身。
シェノアで学んだ剣の技を極め「華厳斬技」を編み出したとされる。冷静なようで情に厚い。
‐こんなところで弱音を吐くとは、とんだ我の見込み違いだな