memo simple is the best! ::Alienazione mentale sciolta 緩やかな狂気、という意味です 最近はめっきり椎名林檎と天野月子と妖精帝國にお熱 みんな聴こうぜ…! それはそうと久しぶりに文を二つあげました ひとつはあずかず夫婦の話、もうひとつはクレイルさんとイルイリの話 どっちも嫉妬の話 ちょっと哲学のような話ですが後者のほうのサブタイトル「コチニール・ルサンチマン」には由来があります コチニールというのは、調べてくださればわかりますがサボテンにつく「虫」から取れる鮮やかな赤い色素のこと その鮮やかさから加工食品の着色(ハムなど)に使われてます ほとんどの人が忌むであろう虫のエキスをなんともない顔で食べることのできる時代なんだから現在の化学の発展に敬礼 文のなかでは虫の表現はないけど(クレイルさんの比喩という解釈もあり)コチニールの色から「紅いもの」と思っていただければ さて、その赤いものにかかる言葉が「ルサンチマン」。バリバリの哲学用語です 「弱いものが強いものに対して抱く、どろどろとした嫉妬のこと」 だいたいこんなものだと思ってほしいです 紅い、嫉妬。それはイリアの心です 「聖者」を名乗り、疎外による孤独に埋もれ続けたイリアにとって抱いたことのない感情が嫉妬です なぜ嫉妬するのか、それはもう勘のいいひとはお気づきでしょう 三角関係に嫉妬はつきものですぞ 今後も後味の悪い話を書き続けます back |