名前:アンリ
原型/性別:エーフィー♂
身長:162cm
年齢:22歳
組織名:レクサライト
出身地:畜生道
詳細
一人称:ボク 二人称:キミ
本名はアンリエッタ=リスレイ(Henrietta=Lisley)
推理小説をこよなく愛する青年にしてマフィア「レクサライト」の幹部
入る前は「小説模倣犯」として奇怪なる事件の裏に潜んでいた
「可視化思考/シンクロ」(※)の能力を持ち、それによって交渉相手に揺さぶりをかけ精神的にいたぶることが好き
普段は髪でかくしているが、三つ目を持った猫又族の血を引いている
そのせいで幼い頃はグノーシスの「救済」から逃れながら生きてきた
また、他人からの己を見る目と心の声に耐えかねて何度も死のうとしたが、その度に彼が愛する小説の一節
「死ぬことは最大のショータイム、だがそれを観客は求めていない」
を思いだし、生きながらえている
レクサライトに入ったきっかけは彼が肌身離さず持っている小説『八暈の侠』(※)にレクサライトと瓜二つの組織が登場し、「模倣犯」として倒した男が今際の淵で呟いた「フィンスタ」という名はその登場人物であったために興味を持ったから
元々裏社会に詳しいというわけではないが、知れば知るほど小説の内容がまるで予言のように現実に起きるので「終わり」まで見届けようと決めた
構成員の証のタトゥーは右の太腿にある。これも小説に書かれていた
見た目が幼いのは幼少期の虚弱体質のため。意外とザルで酒場のワインを樽ひとつ空にしたことは彼にとっての武勇伝のひとつ
組員のメンバーに対しては「登場人物」としてどんな動向をするのか観察をしている
己は登場人物でも作者でもない「読者」であると認識し、常に仲間の輪から一歩引いて静観している
アンリの眼には彼らは愛する作品の登場人物の現身、ゆえにその物語の流れを曲げないように時に守り、時に傷つける
そして物語が小説のような終わりを迎えたら未練なく死ねると考えている
「ボクはアンリエッタなのさ。アンリと皆は呼ぶのさ、だからキミもそう呼べばいいのさ」
「『彼は引き金を引き、命だけはと泣きじゃくる男の右肩を撃ち抜いた』……。ああ、事実は小説より奇なり! ボクは見たい、もっと、もっと続きを!!」
技
シャドーボール
サイコキネシス
絡みについて
恋人:募集していません
友達:募集中
※可視化思考…思考が文字となって見えること。アンリは眉間の目によって見ることが可能。イリアも同じ能力が使えるが、彼は思考を音声で発信することも可能
※『八暈の侠』…『やかさのきょう』。一世を風靡した小説家アリアニスタ=ヴィヴァーチェによる八巻にわたる長編アングラ小説。この世界観を、登場人物をそっくり文字にした物語。完成間近にして亡くなったために未完の遺作となり様々な「終わり」への考証がなされている
エーフィ♂
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