SS・その3 [ 8/50 ]

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口調の話

「・・・・(じー)」
「うおっ、何してんだ野良猫」
「黙れ駄犬。・・・見ろ」
「ハルアと・・・ハットリか?」
「うん、やっぱりハットリさんは気持ち良いねえ」
「?別にいつも通りだ狼牙」
「・・・よく聞けバカが」
「えへへ、羽握ってみてもいいかな?」
「クルッポー!」
「いいの?ありがとうハットリさん!」
「あ、敬語・・・!!」
「・・・ハットリ・・・!(ぎりぎり)」
「カクさんにクッキーもらったんだけど、一緒に食べよう?」
「ポー!」
「あいつが敬語無しなの初めてだなおい」
「・・・最近は動物相手だといつもああだ」
「(いつも聞いてんのかこいつ)」
「ハットリさんネクタイ曲がってるよ」
「クルッポー」
「どういたしましてー(にこにこ)」
「くそうあの鳩・・・!」
「ハットリ・・・!!(ばきばき)」
「ちょ、扉握り壊すなバカ!」
「あ、ルッチさんにジャブラさん!」
「「(ぎく!)」」
「こんな所でどうしたの?・・・・あっ!!」
「「!!!!!(きゅん!)」」


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まねっこの話

「しがん!らんきゃく!」
「何をしとるんじゃ?」
「ひゃああああああああああ!!」
「おおう!なんじゃ大きな声出して!」
「す、すいませんでした!(ばっ)」
「ハルア!?・・・行ってしもた」
「カク死ねこのばかやろう」
「・・・ルッチ、ワシも普通に傷付くんじゃが」
「黙れこのKYが」
「いきなりなんなんじゃおぬしは!!」
「ハルアが、」
「む?」
「ハルアが、せっかく六式ごっこをしていたのに・・・!」
「なっ・・・!!(がーん)」
「お前に分かるか、邪魔された俺の気持ちが」
「そ、それはワシが悪かったわい」
「・・・ばかやろう・・・」
「と言うかワシも見たかった!」
「おーいお前ら見たか今の」
「どうしました長官」
「ハルアが『そる!』って普通に走って行ったぞ!!」
「「・・・・」」
「あいつ何してんだよ可愛いな!!」
「「指銃!!」」
「あ!?ぎゃああああああああ!!!」


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まねっこの話・2

「僭越ながら、皆さんのモノマネ行きます!」
「やれやれー!」
「長官、セクハラです(くいっ)」
「あら、ふふふ」
「ジャブラがまた振られたちゃぱぱー」
「お、俺だチャパパー!」
「がおー!」
「もしかしなくても獣人化の俺か!?」
「あ!茶がう〜ま〜いね〜え!!」
「よよい!達者じゃね〜か〜あ!」
「ぎーばたん!(壁にぺたっ)」
「ああ、俺のエアドアか」
「ワシの弟分じゃ!」
「くく、良い弟分を持ったのう」
「ぶわっちいいいコーヒーこぼしひあった!」
「(かんだ!!)」
「最後はルッチさんなのです」
「おお、そういえばまだじゃったか」
「黙ればかやろう(蔑んだ目)」
「「「「「「!!!!!!」」」」」」
「え、どうしたんですか皆さん!」
「「「「「「(orz)」」」」」」
「(俺が一番つらい・・・)」


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しりとりの話

「では“しりとり”のりから!はいジャブラさん」
「りー、“リン火薬”おらカク」
「く?“首吊り式暗器”ほれカリファ」
「き、ね。“気圧式時限爆破装置”はいルッチ」
「ち・・・“血の海”さあハルア」
「・・・み、みらい・・・」
「“イーグル銃”」
「“動かなくなった体”」
「“誰もいなくなった屋敷”」
「“希望も光も無い”」
「・・・・」
「ハルア?」
「うわあああああああああん」
「ど、どうしたハルア!」
「パスは三回までならOKじゃぞ!?」
「うわああああん!!」
「落ち着いてハルア、どうしたの?」
「こんなのしりとりじゃないです・・・!」
「「「「え」」」」
「ううううう・・・!」
「「「「ああ、もしかして武器名しばりだったか」」」」
「(もしかしてぼくがおかしいんだろうか!)」


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枕の話

「「さあ来いハルア」」
「えええ」
「真似するなこの狂犬が」
「てめえがだ狼牙この捨て猫」
「いえ、あの」
「お前の膝なんか固いだけだばかやろう」
「てめえの腕だってそうだ狼牙!変な髭しやがって」
「あの、お昼寝するだけなんで」
「そもそもお前は下心の塊だろう」
「てめえにだけは言われたくねええええ!!」
「喧嘩はダメですってば」
「パオーン」
「あれ、ファンクフリードさん?」
「もういい、さっさと犬小屋へ帰れ」
「狼の間だって何回言わせんだ殺すぞ」
「・・・やってみろ(がるるる)」
「おおやってやらあ!!(がるるる)」
「一緒にお昼寝しますか?」
「パオ!」
「俺の腕枕だ!」
「俺の膝枕だ!」
「すー・・・」


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お酒の話(強)

「ルッチさんがお酒を飲むと格好良いですねえ」
「・・・そうか?」
「大人の男って感じですもん」
「飲んでみるか」
「子供なのでダメなのです」
「一口なら問題無い」
「むむ」
「・・・美味いぞ」
「むむむ!」
「大人の味だ」
「ぐ、一口だけ・・・!」
「ああ(にやり)」
・・・・
「ルッチが酔うなんて珍しいわね」
「・・・・うるせえ」
「ハルアは?」
「水を、取りに」
「・・・もしかして負けたのかしら?」
「・・・・」
「ルッチさん大丈夫ですかー!」


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お酒の話(弱)

「むむむ、ジャブラさあん」
「酒くせっ!どうしたハルア!?」
「むむむ!」
「誰だ飲ませたバカは!」
「長官が間違えて飲ませたチャパパー」
「あんの間抜け!」
「んんー、ジャブラさんジャブラさん(ぎゅー)」
「お、おおう・・・(役得!)」
「ジャブラさんのしっぽー(がぶり)」
「っだあああ!それ髪だ髪!!」
「(あむあむ)」
「ハルア、落ち着けチャパパー!」
「むむむ!」
「チャパパー!今度は俺の手かー!」
「しっぽー!」
「誰か水持って来い水―!!」
「ジャブラさんしっぽー!」
「だあああああ!!」
「よし来いハルア」
「ルッチ!お前が来るとややこしくなるだ狼牙!!」
「しっぽー!(ばっ)」
「あ、ハルア−!」
「俺の尾なら思う存分・・・」
「ハットリさんのしっぽー!」
「「そっちか!!」」
「クルッポー!!」


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