ちょっと分かりにくかったので、少年のセリフ→『』で。
ある暑い昼下がり、マーケットで一組の変なリア充を見た。(最近はカップルのことをリア充と言うらしい。カクはジジくさいくせに妙なことを知っている。)
「なあなあ、熱中症ってゆっくり言ってみて」
「えー?ね、ちゅう、しょうー?…っあ、バカー!」
「ははは怒るなよー」
意味が分からなかった。
「…ってことがあってな?」
『熱中症をゆっくりと…暗号か何かでしょうか…?』
「けどなんか楽しそうだったんだよなあ。しかも空気がハレンチだった」
『むむむ?熱中症って言うと、もうすっかり暑くなりましたね。それと関係あるんでしょうか』
「お互い気を付けようってか?いやでもやっぱりそんな感じじゃなかったな」
『その2人の間でだけ通じる合言葉とか』
「わっかんねえなあ。熱中症をゆっくりとって何なんだ?」
『ねーちゅうーしょー?』
「ね、ちゅう、しょう?」
『ねえ、ちゅう、しよー?』
「ねー、ちゅうー、しょー?」
「『アイスバーグさんはどういうことだか分かりました?』」
「…ンマー、とりあえずルッチたちに聞かれる前に爆発しろお前ら」
「『爆発!!!?』」
「なんであそこまで言って分かんねえんだ」
「『???』」
向き合って、首を傾げながら熱中症を連呼するおバカ2人。意味が分かってる人たちは面白いし微笑ましいので、ルッチさんが聞いて間に入るまで放置している。でもその前にパウリーさんが意味に気付いてハレンチ的な意味で爆発するのをこっそり期待したりしている、今日も愉快な1番ドック。
ホントに誕生日に関係無かったけどおめでとうパウリーさーん!!