お母さんありがとう!な小ネタ:追記
2012/05/13 20:49
☆「もっと笑って」の母の日
「むむむ…!」
「どうしたんじゃハルア、悩み事か?」
「実は…ブルーノさんはどうすれば喜んでくれるかなぁ…と考えていまして」
「んん?今日は誕生日…でもないし、なんでまた」
「今日はブルーノさんに感謝する日なのです!」
「???しかしまあ、奴はハルアになら何をしてもらっても喜ぶと思うぞ?(いやぶっちゃけワシら全員そうなんじゃが)」
「そう、なんですかね…?でも、やっぱりやるからには全力です!」
「気合が入っとるのう!しかしブルーノに感謝する日か。何かあったかのう(壁のカレンダーをちらっ)」
「むー…!(考え中)」
「………ハルア、今日は…やめといた方が良いかもしれんのう…」
「え!?」
「いや、まあなんじゃ、とりあえずやめといた方が…。
(母の日に感謝なんかされたら、あやつ隠れてへこむぞ絶対…!!)」
「ダメ、ですか…?」
「あーワシの弟分可愛い!じゃなくてやめといてやれ!な!(無意識で母親認識されてるブルーノ、哀れ過ぎる…)」
実際にブルーノさんにカーネーションを渡したら、きっと夜中に一人で頭をかかえて悩んでくれるはず。(なにそれ不憫)
少年はきっと父の日にも同じように何かしようとするんだろうなあ…(ブルーノさんのポジション行方不明)
★「山羊の寝床」の母の日
「ホーキンスってよ、ちゃんと母ちゃんから生まれたのか?」
「…さあ」
「船長、さあって!いるでしょ!いるって言ってください洒落になりませんから!」
「俺は冗談が嫌いだ」
「いや知ってますけど!」
「なんだ、ホーキンスは母ちゃん知らないのか?」
「母親と呼ぶ人間はいたが、本当にその人物から俺が生まれたどうかは確認したことが無かった」
「お前めんどくせえな!良いよその人が母ちゃんで!」
「そうか。しかしなぜお前が俺の母親のことを聞く」
「だってよ、今日って母の日だろ。でも海賊なんかしてたら関係ねえんだろうなあって思ってよ」
「悪魔にも母親に感謝する日が存在するのか」
「そりゃあお前、母ちゃんって言ったらでけえ存在だろうがよー」
「…………」
「解せないって顔すんな。そういうもんなんだよ!」
「だが、お前も言ったように海賊には無縁の日だろう」
「あー、じゃああれだ。日頃衣食住の世話になってる奴に感謝すりゃ良いんじゃねえ?」
「ならお前は俺に感謝するのか」
「いやお前よりかは他のクルーに感謝するわ。コックのランスとか」
「…………なるほど。なら俺もそれに従おう」
「ランスー、いつも美味い飯ありがとなー」
「いつもすまない。これからも頼む」
「え!?何!?クナツと船長なんで頭下げてるんですか怖っ!!」
その後、面白がって他のクルーたちにもお礼を言われるコックのランスさん。
しかしホーキンスさんは感謝の言葉なんて滅多に言わなそうですね。何かしてもらっても、たいていは「ああ」で済ませてそうです(笑)
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