♂政♀兼
現パロ
口調が現代風かもです;
2人ともネジがはずれている、だと?







パクパクと開閉している秘部にこれから自分の欲望を挿れると思うと興奮で全身が熱くなる。顔も火照って熱くなる…赤くなる、でも間違いではないと思う。兼続は兼続で乗り気なのであろう、仰向けで足を開き中を見せつけるかのように入り口を広げているのである。滅多にみない恋人の姿に多少気圧されている所である。

「なんだ、そんなに入れてほしいのか」
「おまえは入れたくないのか?」

素直になれないお互いの言い分である。どちらかというと兼続の方が素直ではあるのだが政宗に言い当てられて悔しくなったのだろうか、人を見下す(よく政宗がする)顔で反抗してしまった。賢い兼続はすぐに自分がした事を公開するのだ。なぜそこで素直にならないのかと。まぁ恥ずかしいということもあるのだが。

「フン、別に入れたいとは思わないな。お前が誘うから……」

と言いかけて、これでは自分が性欲に弱い男と誤解を産むのではないかと内心ヒヤリとした政宗だったが兼続はそんなことを思わなかったらしい。唖然とした表情で政宗を見つめた。

「おまえ……私以外の女を抱いているのか?」
「は……?」
「今、入れたくないと!魅力的ではないからか!」

涙声で半ば叫ぶように言う口を慌てて口で塞いだ。そうか、確かにそうも聞こえる。儂はそろそろ素直になるべきではないだろうか。なに、兼続だけに素直になるのだ、別段恥ずかしいことは無いだろうよ。

「違うわ!魅力的すぎるわ!今のは言葉の文で……悪いがおまえを愛撫しているときから入れたくて入れたくてたまらなかったわ!」
「え…」
「おまえが何時もより積極的だから、その、なんていうか、確かめたかったんだよ!」
「……」
「儂と同じなのかなーって」
「……」

穴があったら入りたい。性的な意味はない。

「なんだ」そうか、と一人つぶやく兼続に顔を寄せる。なにがわかったのだ?

「おまえも私もお互いしか見えていない……いや見えていないと良いなと思って」

なんだこのかわいい生き物は。正直我慢の限界だ。

「かね、つぐ!」
「ん?」
「好きだ………」
「……知っている」

ニヤリと笑う顔は反則だ。










「あっ、そこは……っ、や!」
「嫌ではないだろう?」


亀頭を入れたり出したりで入り口の熱さを堪能している時に言われた。愛液がトロトロと流れ出ておりあっと言う間に亀頭はヌラリと濡れた。

「早く、入れ……てっ!そこばっか、いやぁ…」
「!」

積極的なおねだりに驚く。体がうずくのか自分の胸を弄りながら言ってきた。待っていろ、その胸もたっぷりかわいがってやる。

「っの、馬鹿者…!!!」

ズンと音がするのではないかという程腰を打ち付けてやる。のけぞった兼続は嬌声をあげ涎を出しながら悦んだ。パンパンパンパンと打ちつける音とお互いの荒い息しかきこえない。

「あっ、あっ、おなかの、ほう!グリ…グ、リッて!して!」
「了解」

完全に勃起した性器で腹を突き上げるように入れられるのが好きなのだ。そうしてやるとキュンキュンと締め付けてくる。刺しっぱなしにしてやるとドクドクと躍動を感じるし、秘部の入り口も興奮でピクピクしている。勃起したクリトリスを弄るともう兼続は完全にイく。

「あっあ、おなか、あッ、つい」
「お前のナカ、最高だ……っ」

加えて、まさむねのおっきい、だなんて舌足らずな口調で言われてみろ。我慢の限界がきた。美しい曲線を誇る腰をしっかりつかんで思い切り自分に引き寄せる。グプッと水音がして隙間なく兼続に入り込む。極上の感触。下半身、というか性器だけが極楽にあるかのようだ。

「ひぁぁ!!!…ん、あっ……あ」
「すご、い、締め付け……」

絞りだそうとするかのように内部がうごめきながら締め付けてくる。ビクビクしているとはいやらしい体だ、全く。

「兼、続」
「はぁっ、なに」
「イって良いか」
「……ん」

恥ずかしそうに顔を背けた兼続の瞳が獣のようにギラついているのを儂はしっている。儂も多分そうなっているのだろうな。お互い様だな、兼続。

フフンと鼻で笑って動き始めたお互いの結合部は愛液やらカウパー液やらでビショ濡れだ。腰を打ち付ける度にブチュブチュ聞こえる水泡のつぶれる音がたまらない。聴覚的にも犯していくのだ、この儂が、綺麗な兼続を。

大好きなクリトリスを弄りながら最奥をガツガツついてやると足りないのか体に足を巻き付けてくる。腕は背中に回され、時に爪を立てられる。その傷跡は名誉の負傷とかなんとか孫市が言っていた気がする。


「ひぁ、あっ、あん!ぁ、あ、いっちゃ…」

「わ……しも!」

ちぎられるのではないかというくらいの締め付けにあえなく体内で達する。普段は外で出す大量の精液だが、今日は兼続のご要望で中にぶちまけた。出し切った感じがしなくて2、3度腰を打ち付けるとジュポジュポと鳴った結合部の音にまた下半身が熱くなる。

「あぁぁ!んぅっ……は、はぁ」
「っはぁ、……はぁ」
「今、いったばかりだろう…固くするな…」
「お前が気持ちいいのが悪い」

ブスッと頬を膨らませて乳首を噛めば肩に回していた手が爪を立てる。激しい痛覚を伴うものではなく、行為を促すための合図。こうしてまた2人つながりあうのだ。










「……兼続、ゴムをさせてくれ」
「いやだ」
「何故!妊娠するぞ!」
「いいじゃないか」
「え」
「いいじゃない。できても」
「………そ、うか」

照れてるのか?といわれて違うわ!と言った顔がどうやらみたこともないくらいににやけていたのかどうかわからんが(実際儂は照れていたが)、兼続は楽しそうに笑っていた。




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