要はやる気だったわけだ。キョンも男だ。
売られたエッチは買う!
キョンは、俺がキョンの事大好きってことを知っている。俺もキョンが俺の事好きだって知っている。
だから俺たちは体をつなげている。
俺が言葉で誘う前からあいつが体で誘っていたり、あいつが誘う前から俺がさそっていたり、理性で止めることができないくらいにお互いを求めている。不安なのかな。いつか離れてしまうとか、どこかで考えてしまっているのかもしれない。
「ハルヒコ集中しろよ」
え、
「え?じゃねぇ。なに考えてんだよ」
「ん、どんなやらしいことさせようかなって」
指の動きを再開させる。
「もう3本余裕だなぁお前」
グチュグチュと音を立ててかき回してやる。キョンの太ももがひくつく。
淫乱になったなぁと笑うと淫乱じゃねぇよ気持ちいいことが大好きなホモサピエンスだといわれた。
うん、馬鹿なところがかわいい。
上半身は、制服を気が抜けたように着るいつもの彼だが下半身だけがどうもいけない。ズボンも下着も身につけず、足をだらしなく広げている。恥部がすべてさらけ出されている。アナルには俺の指がランダムにうごいているし、ぺニスは完全に上を向いてカウパー液がダラダラと溢れている。これで興奮しない奴はいないよ?
「なぁ、もういいからいれてくれ」
アナルが指を締め付けてきた。俺は力を入れてアナルを広げた。あぁ綺麗なピンク色の中が丸見えだ。
「ん、わかった」
ぐ、と入れる
「え、な、に!」
「ローター」
「ひっ、アッ、冷た!」
力を入れて押すとグポンとすべて入った。
「き、きもちわる、い!」
「大丈夫!気持ちよくなるから!ほらほら、ナカ使って奥まで入れろって」
中指を差し入れてローターを奥へと導く。ゆっくりだが簡単に入っていく。よし、痛くはなさそうだ。指とローターを入れているのに異議を申し立ててないからな。
「いつまでやるんだよ」
「もーちょっと、あ、ここかな」
腰がヒクリと震える場所。
「じゃスイッチ入れまーす」
「ん、……!っぁああ、んぁっ!!!!!」
前立腺に当たるように配置したオモチャはキョンに良い刺激を与えているそうだ。ビクビクと下半身がゆれている。足が全開だぜキョン。
「ひぃっ、あっ、あっ、」
「ん?イッちゃう?」
「ぁ、ダメッ、ダメ!」
「気持ちいいんだろ?」
「んああっ、ちが、っくて!もっとおく!おくにっ」
こらこら。
ハルヒコお兄さん完全にスイッチ入ちゃったよ
「あああっ!バ、カぁあっ入ってる!」
「ナニが?」
「ひぁっっ、あぁあち、がっ、あっ、あっ、あたるっ」
「気持ちいいんだろっ?」
「やっ、あっ、やぁっ、奥っ、すぎぃ……あっ、んぁっ」
ローターを入れたまま、キョンの中に入り腰を動かす。圧迫感がいつも以上だからなのか、感じまくってるキョンに気をよくした俺は激しい挿入を繰り返す。奴のペニスは欲望を早く吐き出したいからか赤黒くグロテスクに膨れ上がってきている。
ローターを先端で押して奥へ奥へと導くと振動が俺にも伝わるもんだから気持ちよくて思わずイってしまいそうになる。
イっちゃあだめだ!
ズポッと音をたててキョンから自身を抜き去る。
ヴヴヴと鳴るローターは奥に取り残されたままだ。キョンをローターでイかせてみたいのでこれでよし。
「な、んで」
「これでイってみてよ」
「無理!」
「なんで!」
即答とか!
「おまえのじゃないと、イけない!」
そういうとキョンは上体をあげて穴からでているコードを両手でひっぱりはじめた。俺としてはやめさせるべきなのだが、あっ、あっと声をだしながらローターを引っ張り出すキョンに釘付けで何もいえない。
「なぁ、おまえの入れてくれよ」
四つん這いになって腰を高く上げるキョンはアナルを俺に見せつける。しまりが緩くなってる上に、腸液と俺がだしたカウパー液でテラテラと光ってる。俺はつばを飲み込んで一気に挿入してしまった。こいつ相手だと調子が狂う。
一気に俺を飲み込んだキョンの中が馴染むまで少し待機。腰をなでてみたり、来るべき激しい挿入の為に手の位置を吟味したりする。
はあぁとキョンが息を吐き腰をゆっくり回し始めると開始の合図だ。いったん抜けそうになるまで腰を引き、また一気に突く。
ズンと音がでてるんじゃないかと思うくらい突いてやるとキョンはアンアン鳴きながら腰を動かして結合を深くする
「あっ、あっ、っ、んっイっちゃ、イッちゃぁ!」
「だ、め。俺もイきそ」
「んっ、あっあ……!!!!!」
「んっ…!!!!」
キョンがイって中の締まりがハンパなく、簡単にいってしまった。全てを出し終えてズルリと抜くとケツから精液をダラダラとだしながら床に崩れ落ちる。
後ろだけでイケるようになってからどんくらいだっけとか思ってると、
「足りねぇ」
「え?」
「ヤリたりねぇ」
「え」
「てめぇが中途半端なもん奥までつっこむから中がうずきやがる!」
マジ?
気がつくと俺に手を添えてなめ始めていた。
「キョン!」
「黙ってでかくしろ」
「ちょ、バカ!ここ学校!」
「ここでやるっつって勝手にハメてきたのお前だろ。責任とれよ」
ごもっともですけど。
こうして俺はまたキョンにつっこみはじめた。スイッチの入ったキョンは怖い。
とりあえずお互いがお互いに首ったけの、この事実があれば俺は安心できるんだ。