人物紹介


奈桐詠子(なきりうたこ)
/場地詠子


一人称は「わたし」か「A子」が多い。
なんとなくだが、小さな頃「ウタコ」という名前が嫌で嫌で仕方なかった時期があった。従兄に「A子」と呼ばれるようになってからは落ち着いた。従兄のケースケくんを「Kくん」と呼んでいた。
わりと不思議ちゃん。「変なコ」と言われることが多く、自分でも気付かないうちに幼心に傷ついていた。そのため、今でもたまにぽろっと自虐的に称してしまう。
それを正してくれるオニイチャンはもういない。
従兄とはあまり関わりがなかった≠ニタケミチには言うが……?

「実はちょっぴりだけど場地詠子≠フままがよかった、なんて思っちゃうの。奈桐さんは悪くないのにね」


場地圭介

故人。
一つ下の従妹である詠子のことを「A子」と呼んでいた。詠子の複雑な気持ちを見抜き、自虐的になるのを正し、支え、良きオニイチャンでいた。
実は死ぬ前日に詠子と電話をしている。

「オレになんかあったら、千冬に頼れ。オレの親友なんだ、絶対オマエの力になってくれっから」


松野千冬

尊敬する場地さんに何度か繊細な従妹≠フ話を聞いているし、死に際にも「A子を頼む」と頼まれているが、両者が結びついていない。
件の場地の従妹が同じ高校にいることを知らない。なんか最近ちょっと相棒が挙動不審になるなと思っている。

「エイコって誰なんですか、場地さん……」


花垣武道

ハワワ 相棒に隠し事が出来てしまった……



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