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「human」

涙流した日々を
数える暇なんて無くて
明日はまた…
そうやってまた怯えてる
そんな小さな心もいつか
人を守れるくらい強くなれたら

きっと朝が輝いて見える
明日も恐くなんかない
手に握った温もりを
失うくらいなら

弱さを呪う愚かさ
本当はそんな権利なんて
誰かがさ…
そうやってまた僕を比べる
いつか変われる僕はいつも
変わるつもりなんかなかったけど

待ってくれた人が見えなくなる
光を失いたくない
離れてった痛みを
掴むくらいなら

うずくまって
光待って
恐がって
照らす星か
照らされる星か
きっと僕は後者だ
照らす光が消える前に

ずっと僕一人でいたい
出来もしないのに
手離した光が
戻ってくるのを
信じて






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