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「優しい色」

きっと優しい色になれたなら
その色で君を包めたら

また来るはずのない昨日を
ただ 眺めているだけで
意味も持たない日々を
生きているだけじゃ

きっと優しい色になれたなら
その色で君を包めたら
誰が何をしようとも
その優しい色を変えるつもりもない
けどそれもできない

寄り添いあえない二人で
また話し合うだけで
お互いの色に
触れようともせずに
わかりあうなんて

そっと寂しい色になるから
その色で君を泣かせてしまうから
誰に何を言われても
泣かせることだけはしない
いつまで

ずっと優しい色になったら
その色で君を愛せたら
傍にいれるかな
わらいあえるかな
君と隣にいれるかな?
きっと優しい色になれたなら
その色で君を包めたら
誰が何をしようとも
その優しい色を変えるつもりもない
君と変わらないでいたい





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