「やっと王道くんを見つけたと思ったら我らがメガネっ子クラス委員長と一緒とはどういう事だはぁはぁはぁあ、校舎案内か。いやしかし放送室に二人きりとはどういう事だ公開告白か!公開告白なのかよしオレが見届けてやんよ!」

ドアの窓から二人を見守る腐男子くん。

「はぅぅ!委員長が王道くんのモサモサヘアーを掻き上げて顔を覗いて…ちゅーか!ちゅーでござるか!なんなら抑えきれない熱いパトスで押し倒してくれたっていいんだぜ!真面目で優しいメガネっ子委員長とは今日でおさらばでもいいんだぜ!そのままちゅーしてベロちゅーしてそして机に乗り上げて押し倒して獣のように服をひんむいてお尻にハメハメしてドプドプしてマイクオンのまま水音公開生ハメにゃんにゃんでもいいんだぜ!そんで全校生徒にやらしいオネダリ聞かせてしまえばいいと思いますあぁその為の放送室ですね把握しますたぁぁぁっ!」

放送室に夢中になって大興奮な腐男子くん。
その肩を叩く一人の美形。

「なんだよ今オレってば忙しいから爽やかくぅぅぅん!」

迷惑を隠さずに振り返るとそこにはキラキラ爽やかくん。

「違うよ!違うよ!オレ王道くんと委員長のウフンアハンな覗き見なんてしてないよ!誰もいないよ!いないったら!」

公開告白を邪魔しちゃいかんと放送室のドアを守るように立ちはだかる腐男子くん。
を、いともたやすく捕まえて放送室へ足を踏み入れる爽やかくん。

「なぁお前ら今の聞いた?こいつベロちゅーされながら机に押し倒されて服ひんむかれて生ハメされてバカみたいにちんこネダってんの全校生徒に聞かれたいんだってさ!」

腐男子の腕を掴んだまま、シトラスミントな笑顔を振り撒く爽やかくん。

「へぇ、全校生徒の肉便器になりたいの?ならちゃんとそれ用に開発しなきゃね」
「なんだお前ら、ただの優等生かと思ったら気が合いそうじゃねぇか」

何でもないようにメガネを引き上げるクラス委員長。
ニヤリと笑う王道くん。
腐男子を掴んだまま離さない爽やかくん。

「はっ?えっ」

なにこれ。



逃げよう全力で逃げようそうしよう

→ブラックアウト
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