変なすごろくを拾った。
面白そうだから持って帰ってはみたものの、この歳で一緒にすごろくやる相手はいない気がする。
だって花も恥じらうイケメン高校三年生だもの。受験生だもの。アイヤー。

「今日は何の日ですかコラ」
「アイヤー」

玄関開けたら家庭教師のオニーサンが仁王立ち。アイヤー。

「いやそうかセンセーがいたわ」
「そりゃいるでしょうよ?今日はお勉強の日ですから?そりゃいるでしょうよ」
「センセ、一緒にすごろくやろーよ」
「今日は何の日ですかコラ」
「すごろくやりたい気分の日」

センセーのこれといった特徴のないお顔に青筋が浮かんでおいでです。アイヤー。

「分かったよもー。じゃあ休憩中でいーから」
「なんでお前が譲歩したみたいになってんですかコラ」

その日はなんだかスパルタでした。
アイヤー。

「センセー分かんない疲れたもーやだ」
「お前、顔の出来はいいのに頭の出来は残念だよな」
「センセーに褒められた」
「後半聞こえてました?」

センセーは仕方ねーなって休憩にしてくれた。

「それではすごろくのお時間です」
「まーいいけど。なんですごろくなんですか」
「拾ったからだよ」
「拾ったのかよ」

オレは木製の古ぼけたすごろくをイソイソとセットした。
アンティークのすごろくなんて珍しいと思う。
オレとセンセーの分のコマをスタートに置く。
センセーはサイコロを手で転がしながらすごろくの説明を読んでいた。

「このゲームは一度始めたら最後、上がりが出るまで終われません…って待て、オレなんかこんな映画知って」
「センセーはやくじゃんけん」
「ぅおっ」

オレの呼びかけに驚いてサイコロを落とすセンセー。
サイコロはコロコロと転がって、3の目で止まった。
するとセンセーのコマがひとりでに動いて、すごろく上を3マス進んだ。アイヤー。

「…オレなんかこんな映画知ってる…」
「このすごろくマイクロチップとか入ってるの?」
「…そんな感じの反応も知ってる…」

これといった特徴のないお顔をひきつらせるセンセーは置いといて、すごろくを覗き見た。

「うーんと、服着たまま乳首オナニー」
「はぁ?!」
「って書いてあるよ?」
「ざけんな誰がそんな、ぁ、ぁ…っ」

嫌だ嫌だと言いながらセンセーが服の上から乳首を引っ掻いている。
アイヤー。

「センセー乳首感じるんだ」
「冷静に言ってんじゃねー!ぁ、ぁぁんっ」
「いや冷静ではないだいぶ興奮している」
「ぁっ見んなバカ、ぁ、ぁ、ぁん、んんーっ!んぅっぁんっぁんっ早くぅっ!サイコロ、振れってぇ、ゃ、ぁぁんっ」

服の上からじゃ我慢出来なくなったらしいセンセーは、シャツの裾から手突っ込んで直にオナニー。
これといった特徴のないお顔を真っ赤にしてよだれ垂らしてビクンビクンしてるんだけど乳首だけでそれってどうなの。
オレはセンセーの乳首オナニーをガン見しながらサイコロを振る。

止まったサイコロを横目で見ると、6の目だった。
名残惜しいけど乳首オナニーから目を外してすごろくを覗き見る。

「近くの人を手マン」
「はぁ?!ぁ、ぁんっ」
「近くって、女なんていねーし、え?」

言いながらオレは絶賛乳首オナニー中のセンセーのパンツを引っ剥がして先走りで濡れたケツの穴に指を突っ込んでいた。
オレの意志とは無関係に。

「アイヤー」
「あはぁぁぁっ止めっ止めっんぁぁぁぁぁぁ」

高速指マンピストンに身体仰け反らせて痙攣するセンセー。
これといった特徴のないお顔がアヘアヘになってる。
焦点合ってなくて、舌が覗いてて、よだれダラダラで、止めてとか言いながら両手で乳首オナニーして口が緩んでる。おまたも緩んでる。アヘアヘ。

「乳首と指マンどっちがいーの?」
「あへぁ
×
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -