くのいちたちの午後

※厳重注意!
※ヤマネコが暑さにやられ、好き勝手やらかしました。
※文章の構成とかもうガッタガタです。会話のみだったりいきなり描写入ったり
※ホモォ(ガッ)
※くのたまの子たちが少し……少し?かなりお下品なお話を無邪気にしております。
※嫌な予感や、症状が出たらすぐに回れ右!
※さぁあなたは誰推しかな!(暑い)














「一ノ瀬要って……いるじゃない?」


お昼休み、塀の向こうからは忍たま下級生のきゃっきゃっと楽しげに遊ぶ声が聞こえてくる。


しかし、昨夜は夜間ランニングをしていたくのたまたちには、遊ぶ体力はなかった。


ぽかぽかと日差しの気持ち良い教室で、机にみんなでごろごろと上半身を預けながら、切り出したのは誰だったか。


「あー知ってるわよ、三年生のお節介くんでしょ?」


「そーそー図書委員会の」


「一ノ瀬くんがどうかしたの?」


「いやあの子ってさぁ。どう頑張っても誘い受けから抜け出せないって感じよね」


はははっと笑うくのたまに、周りまであーわかるわかると相槌を打つ。


「なに言ってんのよ、私は要くんは総受け以外認めないわよ」


「えーっでも、一番はやっぱり鉢屋先輩じゃない?よくちょっかい出してるの見るけど」


「やーっもう可愛いわよね!!あの2人!!私推しはあの2人よ!!ぜったい!!!」


「落ち着けよ」


「いやいやそんなこと言ったら雷蔵先輩なんか神でしょ神!ゴッド雷蔵でしょ!要くんと雷蔵先輩はもう公式夫婦でしょ!!!」


「はぁ?なに言ってんの公式夫婦は中在家先輩だから!無口で無表情な中在家先輩をよ?あの愛くるしい要くんが尽くすの想像してみなさいよ!お湯が沸くわ!!!」


「あんたら見る目が無いってのー!潮江先輩は!?潮江先輩クラスタはいないの!?」


「えっ」


「潮江先輩と要くん……?えー?」


「馬っ鹿ねー!いい?私、鉢屋先輩推しなんだけど、それを知ってて、なお要くんが好きな潮江先輩推しなわけよ!」


「細か!」


「つまり?」


「こう、戸惑う要くんをよ?駄目だ駄目だと思いながら抱く潮江先輩の切なげな表情を思い浮かべてみなさいよ!!!米が炊けるわ!!!」


「あ、あ、ああああ」


「切ないー!!!切ないー!!!!!」


「く……中在家先輩推しの私が揺らいでいるですって……?」


「待ちなさい!私はぜったいに孫兵くん派よ!あんたらねぇ、夫婦も公式も王道も孫兵くんでしょう!?寝ぼけてんじゃないわよ!」


「あーわかるわー。孫兵くんいいよね。そうね、あそこが公式王道夫婦だわ」


「ええーっ公式王道夫婦は雷蔵先輩だってばっ」


「待って待って。私、利吉さん推しなんだけど」


「ぎゃああああっばかっ利吉さんはチートよチート!持ち出してくるもんじゃないわ!」


「バイオでいう無限ロケランだから」


「なにそれ」


「細かいことは気にしない!いけいけどんどん!」


「ああ、七松先輩推しかあんたは」


「細気にいけどん!」


「略した!?」


「なら土井先生もチートじゃないかしらー」


「あそこは親子でしょう。きり丸くんがすごい要くん面倒みてあげる感じ」


「3Pね」


「自重しなさい」


「いけどん!」


「きり丸ばっかり構う土井先生に要くんが拗ねたらいいのに」


「かわっ!かわわわ!」


「いやーないわーどう考えても千鶴ちゃん一択でしょうに」


「うわああああ」


「あの子こそ新のチートでしょう!!!」


「可愛いものと可愛いものが合わさるとなにができるの?」


「宇宙」


「あー朝飯前って感じ……」


「あ、千鶴ちゃんなら要くん攻めに回れるんじゃないの?」


「甘いわー甘いわよ。千鶴ちゃんはね、布団の上では女豹になるのよ」


「意味わかんないんだけど」


「"ち、千鶴ちゃん?"と真っ赤になりながら戸惑う要くんに、少し伏し目がちになりながら"恥ずかしいけど……先輩方に盗られたくないんです。要先輩……"といじらしい千鶴ちゃん最強じゃない?」


「お湯沸いた」


「えっ」


「米炊けた」


「わお」


「それ言うなら久作くんでも美味しいわねー。先輩方に盗られたくない感じよあの子は」


「私も!私も下級生推し!」


「ショタコンどもめ」


「左近くんもわりと」


「四郎兵衛くん可愛くない?ちゅっちゅっほわほわしてればよくない?」


「えーならなら、久々知先輩なんか要くんのこと大好きで仕方ないでしょあれ」


「竹谷先輩がいきなり要くんを意識し始めて対応ぎこちなくなったらいいのに」


「いやいやー」


「でもでもー」


きゃっきゃっと盛り上がるくのたま教室。どうやらストッパーが故障中のようで。そんな教室の入り口に真っ青な表情の忍たまが1人。


「ぼ、僕のことじゃないよね……?べつの要さんだよね……?」


山本シナ先生に用事があったのにとんでもない内容の会話を立ち聞きしてしまったご様子。


「僕のことじゃないよねっ……違うよねっ……?」


はてさて?
おしまい。





※※※※
本当にすみませんでした。
あと誰とのエピソード書こうとカチカチしてたらこんなのが出来上がりました。


て、てへぺろ……
正気に戻ったら消そう……



※ブラウザバックでお戻りください。




 



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