夢主設定+α



エリシャ


夢主イメージ画像

 赤い髪に青く透けるように白い肌をした女性。肉体年齢は二十一歳。ヘルマニヨン公国の僻地にある村の生まれ。
 父は身重の母を置き去りにして消息不明、母は産後の肥立ちが悪く、夢主を産んでから程なくして死亡。両親を早くに亡くした夢主は十三になるまで祖父母の元で育てられる。
 恋人に捨てられた娘(夢主の母)が失意のうちに亡くなったこと、夢主がそんな娘を捨てた極悪人によく似ていたことから祖父母とは折り合いが悪く、非常に厳しく育てられた。
 育ちのせいか自己評価が低く後ろ向きなところが目立つも、時折驚くほど豪胆で強情。一度どつぼにハマると自身の思考に飲まれがち。他人に対する評価は基本的に甘い。
 セゼンリース内では「多分俺だけが(恋愛的に)好きな女」として密かに人気がある。





祖父母


 『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』の精神。本当は可愛がりたかったし愛したかったが、あの極悪人への憎悪がそれを許さなかった。
 髪がひとり娘とは似ても似つかぬ赤髪というだけで、その実冷遇し続けてきた夢主が今は亡き愛娘に瓜ふたつの容貌をしていたということには最後まで気付けなかった。






 いつからか村外れに住んでいた変わり者の男とどうしてか相思相愛の仲になり、両親の反対を押し切って村を出て少し離れたとある小さな森の中に小屋を建てて暮らし始める。数年後、妊娠が発覚し、幸福の絶頂に。しかし「これから産まれてくる子供のために」と張り切って森仕事へ出かけた夫がいつまでも帰ってこず捜しに出るも見つからず。
 森ゆえに足元や視界はやや悪いものの崖もなにもない平坦な道であったことから、子を身籠ったことで夫に捨てられたと思い、失意に苛まれながらひとり故郷へと帰っていった。





父 - エリヤ


 消息不明。赤い髪をした変わり者。なにもない場所から火が上がったり前触れのない突風が起きたりと周囲でよく妙なことが起きていたため、どこにいても毛嫌いされていた。
 それでもそんな自分を愛してくれた妻を深く愛し、まだ見ぬ我が子を心待ちにしていた。



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