Tin ice in the sun

いつかの君にもわかること

アマプラの100円セールでも見るの忘れていて、ユーネクストで配信きたのでようやく見た。 4歳の子どもを残して自分が死ぬ前に里親を探してあげたい、余命残りわずかのシングルファーザーの話。新聞に投稿された実話が元ネタ。 4歳の少年の幼さと、父親の愛情、大泣きするような表現はなくひたすらに見つめ合うふたりの会話で「別れが来てしまう」話をしていてしんどくてそれでも幸せを願わずにいられなかった。 お父さんの語る「死」と男の子の理解もいい。ラストの視線とタイトルバックが秀逸。アレはどういうエンディングと解釈すべきなのかは人によると思うけど、ビックリするぐらいに幸せを物語る作品だった。余命わずかな人間たちが大泣きする邦画の世界になれているため、こういう静かな作品に弱い。 ボロ泣きした。


  • 6th.Mar
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