心とココロあとがき
※Twitterにも載せている内容です。
真一郎と幼馴染シリーズ、改めて心とココロを読んでいただきましてありがとうございました。改めまして、緋瀬です。このお話はもともと、4.5話程度でこの誕生日ネタで終えるつもりでしたが、気づけばズルズルといろんな出来事を書いておりました。
本当なら1年四季折々の2人を書きたい気持ちもあったんですが、急遽本誌が最終回を迎えることを知り、タイミング的に今ここで1回両片思いを終えるのも良いかな、と思った次第です。
元々、佐野真一郎という男が気になってた段階から深掘りが自分の中でできてきて、佐野真一郎という男のそばにいるならどんな子なんだろうってところからお話を書き始めました。なので夢小説ですが、夢主としてこうしたい！とかよりも、真一郎のための女の子を作りたい願望でできたので、読者からの割と真一郎への当たりが強かった感想をもらったりしたのはとても笑ってしまった記憶です。(別に毒な内容とかじゃないです)
家庭的にも長男として責任感があるだろうと思っていたぐらいの感覚から、途中真一郎編というものが始まり、最新話が更新するたびに、解釈の一致過ぎると情緒を乱しながら読んだのはとても良い思い出です。単行本派の方々はこれから読めると思いますが、30巻ではその一部が掻い摘んで出てますよね。
なので、このシリーズは書いていてとても楽しかったですし、話の内容によってはボロボロと泣きながら書いたりとか情緒乱されもしました。幼馴染で両片思い、ずっと手放さないようにいた真一郎もズルいですが、夢主の寛大な心と忍耐強さもすごかったな、と思いますが、裏を返せば夢主もなかなかに頑固ですよね。でもそういう熱い気持ちがあるからこそ、口に出さずに胸の中に秘めてる蠍座生まれとして書きたくて、基本的にはお話を書く上で表立って出さない誕生日の月を11月とさせてもらいました。
本当はちゃんとお名前とかいろいろ設定もあるんですが、それはまたの機会におはなしできたらなと。
ここで2人の恋は両片思いからちゃんと通じることとなりましたが、引き続きシリーズとして両片思いだった頃の話も両思いになってからのお話とかも書いていけたらなと思っています。季節ネタとか、色々溜め込んでる話はあるので。
数え漏れがなければ、番外編含めて32話ぐらい。数ヶ月に渡り、読んでくださった皆様ありがとうございました。
これからも引き続き2人の幸せを願って応援してくださったら幸いです。
2022.12.10緋瀬