「ああ、分かってる。もう二度と同じ"ドジ"はふまないさ」
携帯のディスプレイに映された映像に目をやり、頭につけられていたヘッドフォンへと手を当てながら、とある男は静かに答えた。
あたりには誰もおらず、そこには男一人しかいない。どうやら、誰かと通信をしているらしい。
「..自分の立場くらい、よく分かってるさ。そりゃ、嫌なほどにな......もう切る。また何かあったらこっちから連絡を入れるよ」
通信を終えると、男は大きく息をはいた。
その時の顔は、まさに嫌悪。
嫌という言葉を身体全体で表しているような表情だった。
「連絡なんて、入れるつもりは微塵もねえけどな。どうせ予定通りにはやるつもりはないんだ、俺には関係ない」
一人、青年は笑う。
それは、先ほどの通信相手に対してか..はたまた自分に対してか。
呆れたように、青年は声を出して嗤った。
ユラユラと静かに揺れる、決して逃げ場のない船内で。
任務再開。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
mission1:最悪の船旅
「渡されたから着てやったが...なんつーか、動きやすいとはいえこのバトルスーツ.....趣味悪すぎんだろ」
→
誰かに命令されて動いているという設定。
服装はレイチェルと似たような感じの仕様。
ちなみに依頼主からのプレゼントです(え
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