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ディセンダー?
ユウが仕事の終了を伝えに機関室へと向かうと、何人か人か集まって話をしていた。
何をしているのだろう?と近づくと、突然そこに居たイリアが「ウガーッ」と叫び声を上げてユウは肩をビクッとさせる。
「ヒマッ!暇にも程があるってのよ!」
「だよな..せっかくギルドを立ち上げたってのに、大した依頼はやって来ないし」
「せっかくこのバンエルティア号も受け継いだと言うのに...このままでは、ご先祖の勇名が泣いてしまいかねません。さっさと名を上げなければ..!」
どうやら、依頼はユウがやった一つが今日の最後のものであり、他にする事も面白い事もなくて皆暇をしているようだ。
イリアの言葉に、一人二人と集まって居た者が同意の声をあげていく。
そんな中、キールが一つ「フン」と呆れたような声をだした。
「だいたいこんな子供ばかりのギルドに、まともな依頼が来るわけないじゃないか」
「皆さんが子供なのは、皆さんの責任じゃありませんか!..まったく、子分が子供だとキャプテンも苦労しますね」
「お前が一番子供じゃないか!」
売り言葉、買い言葉。チャットの発言にキールが大声をあげた。
そこに「まあまあ」となだめるようにカノンノが割って入る。
ユウは未だに訳が分からずポカーンと唖然とハテナを浮かべながら突っ立っていた。
「二人共落ち着いて。確かに、することがなくて暇でイライラしちゃうかもしれないけど、だからって喧嘩は駄目だよ」
「する事がないのは君達だけだ。僕は別に暇なんかじゃない!」
「こんなところで俺らと一緒に話ししてるくせに」
リッドの言葉にキールが怒る。それに続いてカノンノが止めに入るが、また今度は誰かが喋り出し、誰かがキレる。それの繰り返し。
流石のカノンノも、呆れてユウに苦笑いを浮かべた。
「ユウも、何か皆とお話ししてみたらどうかな?」
「あ、ああ..でも、」
ユウが入れば、少しは安らぐのではとカノンノは一つの問いを彼に投げかける。
しかし、流石に鈍感であるユウでも、このピリピリとした空気の中に入る気は起きなかったのか「後でなら」と軽く流した返答をした。
呆れ顔で二人は彼彼女等の話しが最後まで聞いていたらしい。
―――――
いきなりスランプェ..
短いうえに、おまけが思いつかなかった(´・ω・`)
ちょこっと誤字編集しました(5/1
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