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油断大敵
周りから耳障りな笑い声が聞こえ、身体に鈍い衝撃が響く。視界に映るのは、地を染めていく真っ赤な血の色。
背中と腹部へと痛みを感じるたびに、視界がぼやけて、意識が遠のいていく。
いつもとかわらない雑魚だと、油断していたのが間違いだった。弱い相手だと、手を抜いて戦ったのが間違いだった。
倒しそこねた相手に後ろから一発殴られ、その場で立ち位置は逆転。
こちらが一方的にやられるはめになってしまった。
血を吐けば吐くほど、彼らは楽しそうに笑い声をあげ、痛い痛いと足掻けば、さらに痛みは増していく。
死ぬ気はない。だけど、反抗したくても足にも腕にも力は入らない。
自分が情けなくなり、半ば諦めて目を閉じた。起きたころには、何か変わって要るんじゃないかと、他人任せに意識を閉じた。
「おい、大丈夫か?」
真っ黒な夢の中で、最後にそんな言葉が聞こえた気がした。
なんか、いきなり酷いな\(^o^)/←
助けられて始まるラブストーリー(ぇ)が書きたかったんだが、これは酷い。酷すぎる^p^!
き、きっとスランプのせいだよ!((
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