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 遅刻厳禁




「遅刻とは、 良くないですね」


周りがゾンビだらけな中、見つけた人物へ背後からそう話しかければ、彼は不機嫌そうな顔をこちらに見せた。
彼の持っているショットガンの銃口は、ゾンビの方へと向けられたまま。


「説教なら、 もう聞き飽きたわ」
「誰かに先を越されてましたか... これは、 失敬」
「それに、 成司にだけは言われたないで」
「...告げ口とは、 またあいつも性格が悪いですね」


周りのゾンビもお構いなしに、ムッとした表情を返す。真島さんからは「本当に」と共感の言葉をもらった。


「まあ... とりあえず、 無事で何よりでした」
「なんや、 心配してくれてたんか?」
「それは、 死んでもないです」
「つれへんなぁ」

そう言いケラケラ笑う真島さんに、成司は無愛想な表情で「そうですね」と答えた。

「それより、 周りのゾンビ倒しませんか」
「せやな.. 気にならんから忘れとったわ」





変わり者
(どんな所でも相変わらず)



「よっしゃ、 成司! どっちが多く倒せるか勝負やで」
「何勝手に始めてるんですかやりませんよ。 そんな絶対に私が不利な事」
「なんでやー、 成司ってばつれへんで! ワシ泣いちゃう..!(再会を楽しむ時間くらいくれたってええやないか!)」
「ああはいはい五月蠅いです、 ゾンビに食われて感染してしまえ(会って早々面倒な人だな..)」



関西弁が分からなくて試行錯誤してました。
とりあえず、一二人称くらいは知っておきたいです。
きっとお小言くんは「成司といいアンタといい!」みたいな事いったんですね、電話で。
って、何気に主人公くんの最後のセリフがこの後の事を考えると酷いです。予知ですか(やめろ

なんか、短くなってしまた(´・ω・`)




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