ああ、何でコイツはこんなにぱそこんばっかりみてるのかね…。オラオラ、構ってくれよ。←マルコの猫化が始まる。オーイ、隊長職をどこへ置いてきたんだ? 「プッ」 キーボードの上でゴロゴロのた打ち回り、邪魔をする彼に耐えられず吹き出す×××。マルコは急に我に返り、プチ逆ギレを果たす。ああみっともない。 「笑うなよい!おれを無視するからこうなるんだ!」 「(無視)」 ×××得意のスルーにより、いよいよ沈黙に耐えられなかったマルコは仕方なく、パソコンから排気される暖かい空気に当てられ、デスクトップの隣で箱座りをしてぐうぐう寝だした。 タタタタタ、と続いていた規則的な音が不意に止まる。タタタン。マルコに意識を向けた×××は思わずニッコリと笑い、その口角がどこまで上がるんだと言わんばかりにニヤニヤと笑うと、マルコの頭をツンツンと叩いて起こした。 「!?」 「おはよ」 ニコニコと、ニヤニヤとにやける×××にもう一度憤慨仕掛けたマルコは自分の異変に気付き、悶絶した。×××が声を上げて笑う。 「マルコ!舌を仕舞い忘れるから!あははっ」 舌をチョーンと出したまま寝ていた彼は、それを仕舞おうと手を口に当てるが、乾いたそれは上手く仕舞えなかった。ムームーと鳴き、×××を見上げる。にやける×××。マルコは逃げ出した。捕まった。 「たすけてあげる」 そう、真剣に言う顔は崩れている。マルコはこの時程×××を恨んだことは無い。ムチュ、と唇を彼の口と合わせ、はむように舌を挟み、×××の舌と絡ませ、唾液を送る。マルコは目を白黒させて、逃れようとしたが、人間と猫の力関係をご想像下さい。哀れマルコ。×××がチュッチュとディープキスをかましまくっていると、やっと自分の舌が正常に戻った事に気がついたマルコはその猫舌で×××の舌をザラリと舐め、×××を怯ませる。 「ん!?」 びっくりして、舌を引っ込ませようとする×××の舌をもう一度どザラリ舐めると、×××から力が抜け始めた。しめしめ、マルコは仕返しのように、逃れようとする×××をひっ捕まえ、ザラザラ、不躾に口内を荒らしまくった。 「んひゃっ、ふぅっ」 ビクビクと手を震わせ、完全に×××の抵抗が無くなり、漸くマルコはキュッと×××の舌を吸い上げ、離した。 「はぁッ」 真っ赤に頬を染め上げた×××が非難を込めてマルコを見上げる。マルコはクッと喉の奥で笑うと、ザラリと×××の唾液で濡れた唇を舐め、にゃいにゃいと笑った。 「×××、大人をからかうんじゃねェよい。」 「…はい…。」 「で、おれに構う気にはなったかねい?」 「はい、是非猫じゃらしで遊びましょう」 「…」 懲りない×××のあはーんなシーンを書いてくれるのは誰でしょうか。 え、てかマルコがまず可笑しいんだよ。何構ってって、他に何か言い分があったでしょ?これじゃ連載には載せられないので、てか猫×人は倫理的に駄目だとなけなしの理性が発動しまして、ボツでお願いします。 でも勢いで書き上げておれ得な作品になったので世の光を見るのでした。但しこの閉鎖的なサイト内でだけの範疇で。 <-- --> 戻る |