「…確かに似合わないかもしれない」
「だろ?」
「でも風丸は似合いそう!」
え、ないない。
すぐさま否定した。
「まあ似合わないかはともかく、
ここでバイトしてほしいな」
円堂はひひっ、と笑って
肘をついた。
「なんでだよ」
「だって無料でスマイル貰えるんだぜ?」
「………………は」
「風丸いつも無愛想だし。
まあそれも可愛いし、
照れる顔も可愛いけどな!」
さらっとくさいセリフを言えるのは
ある意味才能だと思う。
「馬鹿じゃねーの」と言って
自分でもわかるくらい
顔を火照らせた。
「あ、照れてる(にやにや)」
「うるさい」
火照った顔を冷やそうと
ズコーっと勢いよくジュースを飲んだ。
「あ、でも風丸のスマイルが
俺だけのスマイルじゃなくて
皆のスマイルになっちゃう…!
ダメだ!そんなの!風丸ううう」
「勝手にやってろ」
‐‐‐‐‐‐‐‐
円堂と風丸が店員だったら
毎日行きたい、という妄想。
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