翌日
「風丸おはよ!」
「おはよう」
案の定行く途中で風丸に出会った。
元々通り道なのだ。
今日のこととか話していて
しばらく歩くと鬼道の姿が見えた。
「鬼道!おはよう!」
「おはよう」
「おはよう、円堂、風丸。
じゃあ行くか」
こうして俺たち三人は
風丸のための町案内に歩き出した。
「着いた!」
稲妻マークがシンボルの学校、
雷門中だ。
「ここが雷門中だ」
「ここに通っていたのか…」
「ふふ、懐かしいな」
エイリア学園の時に立て直したので
まだ少し新しい。
「俺たちの母校だ。
…なんか思い出せるか?」
「いや、すまん。
まだなんとも………」
「まあ焦らんとも時間はある。
ゆっくり行こう」
鬼道の言葉に俺たちは頷き、
次の場所へ向かった。
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