「はー…長かった」
「仕方ないな」と豪炎寺。
「忍耐力が試されるな」と鬼道。
「朝だから睡魔も来るしな」と風丸。
四人で一緒のクラスで向かった。
「ではこれで終了です。
寄り道せず真っ直ぐ帰りましょう。
さようなら」
HRも終わり、
四人共々教室から出た。
「なあ!帰りサッカーしようぜ!」
そういうと豪炎寺、鬼道、風丸は
深く頷いた。
「そう言うと思ったよ」と
風丸はあきれ気味に言った。
俺はへへっと笑った。
「夢中でサッカーをやっていると
時間を忘れてしまうな」
豪炎寺は汗を拭きながらそう言った。
その通りで、いつの間にか夕方だ。
「そうだな。じゃあ帰るか」
風丸の一言で、
各自解散となった。
俺は風丸の隣へ駆け寄り
帰宅を共にした。
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