「○○高校からきました、
風丸一郎太です。よろしく」
パチパチと拍手が沸き起こる。
(良かった、同じクラスで)
思えば俺に何組か聞いたのは
同じクラスか確かめるためか…。
先生は教室内を見渡し
「えーっと…席は円堂の後ろな」
と言った。
クラスの視線が
俺の席の後ろに集まった。
そういえば空いてた。
気が付かなかった。
「はい」
風丸がこっちに向かってくる。
俺たちは無言でハイタッチし
風丸は静かに席に座った。
朝のHRが終わると
ワッとクラスメートたちは
風丸の席に集まった。
←
bkm
→
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -