合宿C 部屋に戻れば人数が増えていた 「お。おかえりー」 「お邪魔してるぜよ」 「お邪魔してるよ」 仁王と幸村がいた 思わず扉をしめる識 「もうちょっと散歩してくるか」 「おいおいおい! ちょっと待って! お願いだから一人にしないでェェェェ!」 飛び出てきた有梨に引き戻される ただでさえ狭い二人部屋なのにこの大人数 ちょっと狭すぎやしませんか 「何か用ですか?」 「丸井を探してたらここにきただけぜよ」 「俺は仁王についてきただけだよ」 「なあ有梨ー、俺らもできるゲームしようぜ」 「そんなこと言われてもなあ……」 ガサガサとバッグを漁る すると今度はそのバッグの中から何が出てきたかというと 「てれれれってて〜、Wii〜」 「おお! なんだあるじゃん!」 「それじゃあみんなでスマブラでもしましょーや」 「おもしろそうだね」 「識もやる?」 「……たまにはこういうのもいいか」 1P有梨、2P#香織#、3P丸井、4P仁王、幸村とジャッカルは見学 「スネークで」 「じゃあ俺はマリオで」 「ほいじゃあ俺はサムスじゃ」 「ちょ、仁王さん近すぎです」 「仕方ないじゃろ、狭いんじゃき」 「識ーさっさと選んで」 「じゃあトゥーンリンクで」 こうして有梨香織#VS3−Bの戦いが始まった 「スマッシュボールげっちゅー」 「ちょ! お前ら容赦なさすぎ!」 「ゲームじゃ負けませんからね」 「ぐあぁぁぁぁやられたぁぁぁぁぁ!」 10分もしないうちに有梨と識が勝った ゲームでは負けなしだった丸井も有梨と#香織#の二人の連携攻撃には敵わなかった いえーいと二人がハイタッチをする その後何度も対戦するも丸井と仁王が勝つことは一回も無かった 「お前らホント強いなー」 「そりゃあ極めましたから。なー?」 「まああれだけやり込めばねえ」 「俺らが付け入る隙はないっちゅーわけか」 「強いね」 なんて話していると 「ちょ、先輩たちなにしてるんスか!?」 先ほどまで壁打ちしていたはずの切原が現れた 「先輩たちだけずるいっス!」 「おーわかめ登場」 「わかめじゃねえって!」 もはや恒例となったやりとりである 「わかめもやる?」 「何やってんの?」 「スマブラだよー」 「やるぜっ!」 仁王に代わり、赤也が出ることに だが結局コテンパにやられることに変わりはなかった |