「せいっ!」



手に持った薙刀に渾身の力を込め円を描く様に振れば、勇ましくも戦い挑んできた亡者はまるで野球ボールの様に飛んで行った
どうやらその亡者が最後の一人だったらしく、彼女を中心に力尽きた亡者達が無残にも倒れていた



「直ちに全員捕縛して阿鼻地獄にぶち込んどいてください」


「はい、ありがとうございました名前様!」


「じゃあ私はこれで」



全く、亡者達が武器奪って反乱とは…怠慢している良い証拠ですね
鬼灯様に報告してきっちり始末書書かせよう

名簿にきっちりしるし、次の視察場所へと足を進めた









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