『湿気がすごい 雨』
きっとまだ夏 晴れ
山田先生と土井先生にこの時代の文字を教えて貰ったので、今日から日記を付けることにした。ただ、日付はわからないので自由に付けさせて貰う。 今日は第三協栄丸さんが来られてたくさんの海の幸をいただいた。一匹づつ捌くのが面倒で、刀を借りて一気に捌いたらおばちゃんにほめられた。頭を撫でられたらなんだか胸の辺りがムズムズした。なんでかなぁ。 それにしてもいつになったら帰れるんだろう。
花がいっぱい咲いている 晴れ
今日は乱太郎君達にサッカーに誘われた。(この時代にサッカー?)久々に体を動かせてすごく楽しかった。ボールを蹴った時に一緒に飛んだ下駄が善法寺くんに直撃したのは本当にびっくりした。今日はなんだか天女さんの視線が痛かったなぁ。 向こうにいる左京は無事かなぁ。まぁ、身代わりなんかいくらでもいるだろうから僕の事なんかとっくに忘れているかも知れない。とりあえず帰りたい。
ちょっと寒い 曇り
仕事からへやに戻ると狼でも入ったかのように荒らされていた。とりあえず布団とこの日記が無事でよかった。 それにしても僕が帰る日までにこの部屋をしっかり直さないとなぁ。こんど富松くんに修理の仕方を教えて貰おう。
湿気がすごい 雨
今日はあの忍たまの女の子に怒鳴られた。そんなに邪魔なら誰にもわからないように消せばいいのに。きっとあの子はそれぐらい簡単に出来る力を持っていると思う。 この事を書いているときにきり丸くんに見られていたらしく、泣きながら怒られた。 そしたら、騒ぎを聞き付けてやってきた竹谷くんはすごく微妙な顔をしていた。そしたら、「俺らが必要だから死ぬな」と言われた。昔、同じ事を誰かにも言われた気がする。
誰だったけっなぁ。
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